フラワーアーティスト 篠崎恵美の新作インスタレーション “Root” が StandBy で開催
作家自身がものづくりのルーツに立ち返り、新たな挑戦として紙を使用した花のアートワークを展示
花や植物を扱うクリエイティブスタジオ「edenworks(エデンワークス)」ディレクターであり、植物にまつわるクリエイティブワークを手がける作家 篠崎恵美(Megumi Shinozaki)によるインスタレーション “Root”が、本日8月26日(火)より東京・神宮前『StandBy(スタンドバイ)』にて開催される。
2009年にクリエイティブスタジオ「edenworks」を設立した篠崎恵美は、「花を棄てずに未来に繋げる」を理念に掲げ、独自の感性で花の可能性を引き出し、花のロスを最大限に無くすデザイン、クリエイションを手掛ける。彼女はアーティストとフローリストの中間に立ち、紙やさまざまな素材を用いて枯れない花を造形するアプローチと、自然サイクルの儚さと尊さをオマージュした創作をするという対照的な2つをテーマに活動。花や植物の生と死、刹那的なものと永遠なものの間の深遠な領域を探求する象徴的な表現方法を特徴とし、国内外で活躍している。
彼女にとって2度目の『StandBy』での展示となる本展では、“Root”のタイトル通り、作家自身がものづくりに対しての根源に立ち帰り、新たな挑戦と花の可能性を見い出すインスタレーションを展開。会場の外壁と内部空間に紙を使用した花のアートワークを展示するほか、本展用に作成されたタブロイド紙を来場者に配布。もちろん、内部展示作品の購入も可能となっている。
Root
空に向かい伸びる枝葉と地底に伸びる根。
植物は、地表を起点として、相反する方向に成長し、生きています。
人間が普段目にしている植物の姿は、全体像の一部に過ぎません。
Rootは、植物の根、物事の根源や核心という意味を持ちます。
今回のインスタレーションは、紙という繊細な材料を使用し、花や植物の生命力を立体作品として表現します。
それは、新しい可能性のはじまりです。
“Root”の開催に際し、篠崎によるステイトメントも公開。生き生きとした緑溢れる夏から秋の始まりを感じるこの季節に、彼女の世界観を通して自身の感性と向き合ってみてはいかがだろうか。
Root by Megumi Shinozaki
会期:2025年8月26日(火)〜 9月7日(日)
会場:StandBy
住所:東京都渋谷区神宮前5-11-1
時間:11:00-19:00
*8月26日のみ16:00-20:00
入場料:無料
オープニングレセプション:8月26日(火)16:00-20:00




















