Street Style : パリ・ファッションウィーク 2026年春夏
〈Balenciaga〉のようなラグジュアリーブランドが展開するゲームシャツから〈PALACE SKATEBOARDS〉のサッカーシャツまで、フットボール文化が根付く土地柄ならではのスタイルがお目見え
6月24日〜6月29日(現地時間)、2026年春夏シーズンのパリ・ファッションウィーク・メンズが開催された。今季は、〈Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)〉〈DIOR(ディオール)〉〈Rick Owens(リック・オウエンス)〉〈AURALEE(オーラリー)〉〈KENZO(ケンゾー)〉といった主要ブランドが、フランス・パリの街にエネルギーをもたらすダイナミックなショーを披露。本稿では、そんな活気に満ちたコレクション会場や、フランス・パリの街に集結したファッショニスタたちによる最新ストリートスタイルをお届けする。
今季のパリの街角では、テーラードアイテムとスポーツウェアを組み合わせたハイブリッドなスタイルが目立っていた。たとえば〈Balenciaga(バレンシアガ)〉のようなラグジュアリーブランドが展開するゲームシャツから、〈PALACE SKATEBOARDS(パレス スケートボード)〉のサッカーシャツや実際のサッカーチームのレプリカジャージまで、スポーツ要素をミックスする着こなしが多く見られた。こうしたトップスに、ラフなショーツやデニムを合わせるコーディネートも人気で、サッカー文化が根付く土地柄ならではのスタイルと言えるだろう。また他にゴープコアも、その勢いを保ち続けている。テクニカルウェアやアウトドア由来のアイテムは引き続き注目され、特にハイキングベストは、洗練されたスタイリングに戦略的に重ね着するキーアイテムとして存在感を発揮。実用性と高機能素材へのこだわりが、都市のライフスタイルに見事にフィットしている。
そして今シーズンのストリートスタイルを語る上で欠かせないのが、リラックスしたシルエットの存在感だ。全体のムードはカジュアルでありながらもクールさを感じさせ、快適さとバランスを両立させるコーディネートが多く見られた。ワイドなバギーパンツは、ボリューミーなスニーカーやローファーとも相性が良く、ゆったりとしたシャツと合わせることで、抜け感のあるフレッシュな雰囲気を演出。オーバーサイズのデニムも、腰位置を落として穿くことで、リラックスしたムードをさらに強調していた。また、コーディネートに統一感をもたらすマッチングセットも今季の大きな流れ。オールデニムのセットアップは無骨ながらも統一感を生み出し、ボックスカットのモノクロスーツは、リラックスしながらも洗練された印象を放つ。こうしたセットアップは控えめながらも一体感を演出し、アクセサリーや細やかなスタイリングで個性を表現する余白を残している。






















