BEDWIN & THE HEARTBREAKERS 2025年秋冬コレクション
“Tokyo Noir”をテーマに、映画『ブラック・レイン』やKLF、インダストリアル・ロックなどからインスパイアされ、テクニカルファブリックを大胆に用いたプロダクトを中心に展開
東京発のストリートブランド〈BEDWIN & THE HEARTBREAKERS(ベドウィン アンド ザ ハートブレイカーズ)〉が、2025年秋冬コレクションを発表した。
今季のテーマは、“Tokyo Noir(トーキョー・ノワール)”。ルックブックは先シーズンに引き続きスタイリスト・野口強とフォトグラファー・TAKAYのタッグに加え、ヘア&メイクにKenshinが初参加。アジアのカオスなエネルギーが渦巻く工業地帯や路地裏で撮影されたキャンペーンは、荒々しくシネマティックなムードを演出した。
コレクションは映画『ブラック・レイン』や黒澤明監督の『天国と地獄』、そしてジョン・ライドン(通称 ジョニー・ロットン)の象徴的なポートレートにインスパイアされ、アーバンな謎めきとテクノロジーによる産業化の空気感を色濃く反映し、力強く、ダークで、大胆なピースが揃う。ブランドのシグネチャーであるアメリカーナやプレッピーの要素をあえて抑え、インパクトのある少数精鋭のデザインにフォーカス。特に注目のアイテムは、Dyneema®︎(ダイニーマ®)や「3M」のリフレクティブ素材などのテクニカルファブリックを大胆に用いたプロダクト。KLFやインダストリアル・ロック、ポストパンク、ニューウェーヴといった音楽的影響を背景に、タフさと緊張感が交錯するユニークな世界観を創出している。
クリエイティブ・ディレクションとデザインは、ニューヨーク拠点のアーティストであり、ブートレグカルチャーをテーマにしたプロジェクト〈BOOT FOUNDATION(ブート ファウンデーション)〉を主宰するマイケル・ビューラー=ローズ(Michael Bühler-Rose)が担当。そしてシーズナル・プレイリストは、渋谷の名所『Beatcafe(ビートカフェ)』のKATOMAN(カトマン)がキュレーションし、東京の夜のアイデンティティを多面的に表現した。
ブランド:BEDWIN & THE HEARTBREAKERS
シーズン:2025年秋冬




















