Prada 2026年春夏コレクション
無駄を省いたシャープなデザインが際立ちつつも、どこか感情やぬくもりを感じさせる今季
ミウッチャ・プラダ(Miuccia Prada)とラフ・シモンズ(Raf Simons)の手がける〈Prada(プラダ)〉が、ミラノのプラダ財団「Deposito」にて、2026年春夏コレクションを発表した。
“A Change of Tone”をテーマに展開された今季は、無機質なコンクリートの床と剥き出しの梁。その静けさのなかに、鳥の鳴き声や牛鈴の音が漂い、あえて余白を感じさせる舞台が立ち現れる。自然の要素を組み込んだ飾り気のない素朴な空間は、まさに〈Prada〉が放つ静謐で詩的なムードと美しく調和している。
そんな空間演出の中披露されたのは、エポーレット&フリンジ付きのミリタリーニット、、多種多様に彩られた釣鐘型ハットやストローハット、タイトに体にフィットするニットやメンズ版ワンピースと言えるようなアイテムなど。ミニマルな要素を含みつつもひとつひとつの存在感が際立つピースばかりであった。また短丈のショーツ使いや、トラックスーツにトレンチコートやジャケットを重ねるなど、スタイリング美もさながら傑作。なお、今季のコレクションを語るに欠かせないのはカラーだ。テーラードはグレー、ネイビー、モノクロームの基調を保ちながらも、コバルトブルー、レッド、グリーン、イエロー、バイオレットといった大胆な色彩がアクセントとなり、夏らしい鮮やかな彩りを添える。
ブランド:Prada
シーズン:2026年春夏
日付:6月22日(現地時間)




















