_J.L-A.L_ 2026年春夏コレクション
〈PUMA〉とタッグを組んだカプセルコレクションにも注目
イギリス人デザイナー ジャン=リュック・アンブリッジ(Jean-Luc Ambridge)の手掛ける〈_J.L-A.L_(ジェイラル)〉が、2026年春夏コレクションを発表した。
今季のインスピレーション源は、名著『1000 Chairs』。緻密な構成美と洗練されたディテールでブランド独自のコードを再解釈し、シルエットはまるで名作家具のように優美に描かれている。レーザーカットによるパーフォレーションや角度のあるカットは、無機質なシャープさを演出しながら、装飾と抑制の絶妙なバランスを保つ。
また使用される素材も秀逸だ。イタリアや日本から調達したナチュラルコットンやリネン、ウールは、その落ち着いた表情と手触りの良さが際立ち、テクニカルファブリックやダブルフィニッシュのレザーは建築的な構造であると言える。各ピースは単なる服ではなく、空間を形作る彫刻的存在として提案されている。
また今回注目すべきは、〈PUMA〉とタッグを組んだカプセルコレクションだ。“コンテインメント(閉じ込め)”というコンセプトをフットウェアに落とし込み、ツートーンのレザーを用いたスニーカーは、使い込むごとにヴィンテージ感が増し、まるで愛用のアームチェアのような風合いを見せる。さらに、韓国のスタジオ『NICEWORKSHOP』が手掛けた彫刻的なチェアもランウェイに登場。単なる演出を超え、コレクションの“言語”を具現化する重要なピースとなった。
さらに従来のランウェイとも異なり、モデルが椅子に座り観客が立ってショーを鑑賞するという演出で、〈_J.L-A.L_〉らしい静けさや身体性を探求している。なお、今回のランウェイでのスタイリストは猪塚慶太、サウンドには、日本発の4人組レーベル Sound Sports(サウンドスポーツ)のメンバーの1人であるISLNDが担当している。
ブランド:_J.L-A.L_
シーズン:2026年春夏
日付:6月24日(現地時間)



















