Back to Film:MonyHorse のワンマンライブ『MONISHOW 2025』──熱狂の舞台裏をプレイバック

シャッターを切ってくれたのはYENTOWNメンバーのPETZ

ミュージック
998 0 コメント
Save

使い捨てカメラ “写ルンです”を用いて、デザイナーやアーティストらの日常を切り取る『Hypebeast』の不定期企画 “Back To Film”。今回は、5月10日(土)に『Zepp Diver City』で開催されたヒップホップクルー YENTOWNのメンバーであるMonyHorseによるワンマンライブ『MONISHOW 2025』をフューチャー。本企画のために今回シャッターを切ってくれたのは、同じくYENTOWNのメンバー PETZだ。当日のパフォーマンスから、舞台裏の様子を捉えた貴重なショットの数々を、レポートとともにお届けする。

約半年ぶりとなるMonyHorseのワンマンライブ『MONISHOW 2025』の公演チケットは、即日完売。本公演の約2カ月前にリリースした4thアルバム『MONIBUM 2』の余韻もあり、客演にも期待が高まる。オープンは18:00からなのにも関わらず、当日の15:00頃から会場の周りには、MONYHORSEのファンがちらほら見受けられた。若きHipHopヘッズたちの熱は力強く、彼の音楽性とアルバムの集大成を一目見るべく集結。18:00が近づくにつれて、ファンの高揚感は沸々と上がっていき、今か今かと“主役”の登場待ち構えているようだ。なお、今回のワンマンライブでは、『ABEMA(アベマ)』の展開する『ABEMA HIPHOP』を通して生中継されたため、会場に行けずとも画面越しで時間を共有することができた。時間は若干押したものの、ファンの熱気はむしろ高まるばかり。そして幕が開くと同時に、熱気を帯びた会場から歓声が沸く。ステージ上には、レンガ仕立てのオブジェの下にDJスペースがお目見え。他にもVERDYがデザインを施したパイプや階段を用いたステージなど、凝った空間に観客は釘付け。オープニングの映像が流れ、LIVE開始のカウントダウンが流れる。緊張感が高まる中、ついに彼が姿を現す。

スタートと同時に披露したのは、『I know』。一気に会場のボルテージが上がった。その後、MCを挟み人気曲『やるなら今しかねー』やSANTA WORLDVIEWが客演の『JET MOVE』、Candeeが客演の『ASOBI Remix』など、観客は声と体で、楽曲ひとつひとつを浴びていた。本公演の前半は、上記の客演に含め、先天性の発達障害を持ちながらもそのディスアドバンテージを楽曲に落とし込む唯一無二の存在 Lil Ash 懺悔や、韓国語や英語を巧みに使いこなすトリリンガルラッパーとしても知られるJin Dogg、元BAD HOPメンバーであり高速フローのスキルが特徴のBenjazzy、シーン屈指のスキルフルなラップと音楽性に磨きをかけた東海発のラッパー Campanellaなど、ユース世代から人気を誇るアーティストの客演にファンの期待が最高潮に達する。また、2025年4月に逝去した日本を代表するビートメイカー/ラッパー/プロデューサーとして知られるアーティスト JJJ(ジェージェージェー)がビートメイキンングを行なった楽曲『Trash Talk』も披露。亡きJJJにもその音は届いたのではないだろうか。

前半は、MonyHorseらしい若さと気迫が溢れる舞台に、観客は心撃たれたはずだ。パフォーマンス後、バックDJであるU-LeeのDJタイムを挟み、後半が開始する。U-Leeの繋ぎからスタートと同時に披露された楽曲は、Hip Hopクルー YENTOWNによる『不幸中の幸い』。Awich、kZm、PETZ、JNKMNらメンバーが集い、圧倒的な存在感とともにステージの空気感を一変させた。さらに最近リリースした楽曲『バグり』も続けて披露。まさに彼ららしさがそこには刻まれていた。その後も大阪出身のラッパー VIGORMANやWILYWNKAなどが出演。ユーモアとラップセンスが光る楽曲が多数繰り広げられた中、ついに元KANDYTOWNメンバーであり今や日本を代表するラッパー IOが登場する。もはやHip Hopヘッズにとって知らない人はいないであろう楽曲『TOKYO KIDS』と『City Of Dream』をともに披露。東京出身の彼らが作り出す楽曲は、気づけば東京のHip Hopを代表する楽曲へと進化を遂げ、歌を通して多くのファン、そしてこれからを担う次世代のラッパーに夢を見させているのではないだろうか。ライブは徐々に終盤へと差し当たり、新アルバム『MONIBUM 2』から、LEXとの楽曲『Damn』やNENEとの楽曲『君は美しい』、¥ellow Bucksとの『上』、JP THE WAVY & NENEとの『SUSUME』、柊人との『Heaven Only Knows』など、矢継ぎ早に届けられるパフォーマンスは、観客を圧倒していた。

ついに最後の楽曲となるのだが、前回のアルバム『MONIBUM』から楽曲『最期かも』が披露。田我流は今回出演できなかったものの、映像にてMONYHORSEやファンへとメッセージ。IOとMonyHorseの2人で締めくくり、会場は歓声に包まれた。シーンにおいて欠かせない存在とも言えるMONYHORSEが、さらなる飛躍を感じさせるとともにステージは幕を閉じた。そして会場は閉幕したものの、スクリーンにはJJJの写真をともに彼の楽曲『Changes』が会場に流れる。シーンにとって彼を失った代償は大きいが、それを忘れさせるくらいに前に進むしかない、今を生きるラッパーたちの背中と生き様は言葉にせずとも音楽で感じ取ることができたのではないだろうか。

Read Full Article

次の記事を読む

Back to Film:Jin Dogg が CLUB AMIRI TOKYO の夜を撮った
エンターテインメント 文化

Back to Film:Jin Dogg が CLUB AMIRI TOKYO の夜を撮った

使い捨てカメラで残した“もうひとつの物語”

KEIJU 初のアリーナ2 DAYS ワンマンライブ “N.I.T.O. TOUR FINAL” をプレイバック
ミュージック

KEIJU 初のアリーナ2 DAYS ワンマンライブ “N.I.T.O. TOUR FINAL” をプレイバック

アルバム名に込められたメッセージをまさに体現した千秋楽公演の全貌をレポート

EBISU BATICA が開業15周年を記念してアニバーサリーイベントを開催
ミュージック

EBISU BATICA が開業15周年を記念してアニバーサリーイベントを開催

現在の東京アンダーグラウンドから次世代までを横断するラインアップが集結


kZm の新曲 “whos got game” が映す TOYOTA ARENA TOKYO のビジョン
ミュージック

kZm の新曲 “whos got game” が映す TOYOTA ARENA TOKYO のビジョン

Presented by TOYOTA
TOYOTA ARENA TOKYO のコンセプト「可能性にかけていこう」を体現した楽曲とMVが公開、『Hypebeast Japan』がプロデュースおよび制作を担当

MoMA Design Store より特別仕様の Polaroid NOW およびカラーフィルムが発売
デザイン

MoMA Design Store より特別仕様の Polaroid NOW およびカラーフィルムが発売

ビビッドなカラーリングが目を引く1台に

PLEASURES 2025年夏コレクション
ファッション

PLEASURES 2025年夏コレクション

タイの“ダイナミックな精神”から着想したコレクションに

Apple の CarPlay Ultra を Aston Martin がいち早く実装
テック&ガジェット

Apple の CarPlay Ultra を Aston Martin がいち早く実装

ドライバー正面のモニターに「Apple」デザインのスピードメーターやタコメーターが表示

WALES BONNER x adidas Originals の最新コラボモデル Superstar High をチェック
フットウエア

WALES BONNER x adidas Originals の最新コラボモデル Superstar High をチェック

柔らかなタンブラウンとライトグレーの2色展開に

Scarr’s Pizza x Air Force 1 Low より新色ブラックが登場か
フットウエア

Scarr’s Pizza x Air Force 1 Low より新色ブラックが登場か

第1弾のホワイトレザーベースのモデルをブラックレザーにチェンジ

スチャダラパーが公式ビジュアルに登場する GAP の日本上陸30周年Tシャツ
ファッション

スチャダラパーが公式ビジュアルに登場する GAP の日本上陸30周年Tシャツ

ベビーサイズからアダルトサイズまで展開


Air Jordan 4 “White Cement” の国内発売情報が解禁
フットウエア

Air Jordan 4 “White Cement” の国内発売情報が解禁

伝説的な瞬間を彩ってきたAJ4をオリジナルに忠実な仕様で復刻

Gクラスの通な選択肢──ディーゼル仕様 メルセデス・ベンツ G450d のリアル試乗記
オート

Gクラスの通な選択肢──ディーゼル仕様 メルセデス・ベンツ G450d のリアル試乗記

力強いトルク(最大750Nm)と低燃費を両立していて、こう見えて、ロングドライブでも街乗りでも扱いやすい

BEAMS PLUS がクラシックアウトドアの世界を体感できるイベント “EXPEDITION CLUB” を開催
ファッション

BEAMS PLUS がクラシックアウトドアの世界を体感できるイベント “EXPEDITION CLUB” を開催

『BEAMS PLUS』バイヤー・金子茂所有のクラシックアウトドアアイテムや米『Outdoor Recreation Archive』保有の希少なカタログの展示、スタイリスト・原田学キュレーションアイテムの販売などを実施

LAD MUSICIAN x『ドラえもん』のコラボコレクション第2弾が到着
ファッション

LAD MUSICIAN x『ドラえもん』のコラボコレクション第2弾が到着

熱いアンコールを受けて企画されたスペシャルな新作8アイテムがラインアップ

アクション・ブロンソン x New Balance の最新コラボ 990v6 “Amazonia” が発売
フットウエア

アクション・ブロンソン x New Balance の最新コラボ 990v6 “Amazonia” が発売

ジャングルや豊かな自然環境から着想を得て“世界の広さ”を反映したコンセプチュアルな1足

ドレイクの手掛ける NOCTA x Nike x Chrome Hearts のコラボアイテムが浮上
ファッション

ドレイクの手掛ける NOCTA x Nike x Chrome Hearts のコラボアイテムが浮上

異色のコラボレーションが実現か

More ▾
 
ニュースレターに登録して、“最新情報”を見逃さないようにしよう。