ウェス・アンダーソン監督最新作『The Phoenician Scheme』の公式トレーラーが公開
全米では6月6日(現地時間)に公開予定
米配給会社「フォーカス・フィーチャーズ(Focus Features)」が、ウェス・アンダーソン(Wesley Anderson)監督最新作『The Phoenician Scheme(原題)』の公式トレーラーを公開した。
本作は、ベニチオ・デル・トロ(Benicio del Toro)演じる、6度も死を免れた大富豪 ザザ・コルダと、ミア・スレアプルトン(Mia Threapleton)演じる、彼の10人の子供たちの中で唯一の娘である修道女 リーゼルの物語を描いたスパイ・ブラックコメディだ。ザザ・コルダは、ぎくしゃくした関係でありながらもリーゼルを唯一の遺産相続人に指名。このことをきっかけに、彼女は家庭教師のビョルンとともに、父が生涯で“最も重要なプロジェクト”と呼ぶものを成功させるため旅に出るといった物語に。
また、ウェス・アンダーソン監督にとって13作品目となる本作には、リズ・アーメッド(Riz Ahmed)、トム・ハンクス(Tom Hanks)、ブライアン・クランストン(Bryan Cranston)、マチュー・アマルリック(Mathieu Amalric)、リチャード・アイオアディ(Richard Ayoade)、ジェフリー・ライト(Jeffrey Wright)、スカーレット・ヨハンソン(Scarlett Johansson)、ベネディクト・カンバーバッチ(Benedict Cumberbatch)、ルパート・フレンド(Rupert Friend)、ホープ・デイヴィス(Hope Davis)といった、名俳優らが出演。加えて、脚本は長年のコラボレーターであるロマン・コッポラ(Roman Coppola)との共同執筆となっており、本作の全貌に期待が高まる。
公式トレーラーは上記よりチェック。5月30日(現地時間)より北米の一部劇場で、6月6日(現地時間)より全米で公開される予定だ。日本での公開は本稿執筆時点で明らかとなっていないため、引き続きオフィシャルからのアナウンスを待とう。