オカモトズ x クラウン ── 4つの個性がケミストリーを生む  TOYOTA OKAMOTO’S x CROWN トヨタ
オカモトズ x クラウン ── 4つの個性がケミストリーを生む  TOYOTA OKAMOTO’S x CROWN トヨタ
OKAMOTO’S x CROWN ── 4つの個性がケミストリーを生む
オカモトショウがエステートに、オカモトレイジがクロスオーバーに、オカモトコウキはスポーツに、ハマ・オカモトはセダンに

1人ひとりの価値観に寄り添い、時代の変化とともに様々なスタイルへと進化してきたクラウン(CROWN)。16代目となるクラウンは「DISCOVER YOUR CROWN」をテーマに、これまでの王道セダンのイメージをデザイン・機能面ともに刷新し、様々な価値観やライフスタイルに対応。今年の春、遂に4つの目のモデル クラウン(エステート)の発売が決定した。乗り心地に優れるクラウン(クロスオーバー)、軽快な走りが特徴的なクラウン(スポーツ)、伝統と先進が融合したクラウン(セダンタイプ)、アクティブライフを支えるクラウン(エステート)まで幅広いラインナップで展開する。その発売を記念して、ロックバンドのOKAMOTO’Sがクラウンを体験。4人のアイデンティティと合わせて4車種を選定し、撮影とインタビューを行った。各車種ならではの個性はメンバーにどう映るのか。記事内写真のほか、イメージムービーも公開しているので、気になる人はぜひチェックしてほしい。

個性的な4人が集うと、多彩な音楽が生まれる

OKAMOTO’Sのヴォーカリスト、オカモトショウは、クラウン(エステート)と初対面し、印象についてこう述べた。

「もう30年ぐらい前なんですけど、僕のおじいちゃんがクラウンに乗っていたんです。乗り換えずに、ずーっと1台を乗り続けていました。だから僕もクラウンという名前にすごく愛着があったんですが、それがこんなに変わったことに驚きました。でも、すごいと思います。ここまで新しくするのなら、別の名前にしちゃうほうが簡単じゃないですか。クラウンという名前を残しながら大変身させたのがすごいと思います」

ラゲッジスペースをチェックし、前席と後席の居心地のよさなどを一通り確認したショウは、こんな感想を口にした。

「アウトドアが好きな友だちがいて、そういう人にくっついてキャンプに行くのが好きです。キャンプってハマればハマるほど荷物が増えるらしいんですけれど、この広さだったら問題ないですね、後ろの席を倒せば僕が横になれるぐらいですから。さきほど、助手席に乗せてもらったんですけど、あまりに静かでビビりました。1、2時間のドライブで温泉に行くのが好きで、これくらい静かだと音楽を聞くのにもいいし、会話も弾むし、ばっちりです」

静かさの秘密は、PHEV(プラグインハイブリッド)という仕組みにあることを伝える。しっかり充電された状態だと電気自動車として走るから、今日のように自然が豊かなキャンプ場に入っても、静かだしEV走行時は排出ガスもゼロだ。

「宮古島に、とても夕日がきれいな入り江があるんです。入り口がわかりにくくて、サーファーの人に道を聞いて、畑の中を抜けてやっとたどり着く場所なんですけれど、あそこにはこのクルマで、静かにスーッと入りたいですね。環境のこともあるし、あの穏やかな入り江にブンブンうるさいクルマで入ったら、自分の気持ちが落ちると思うんです」

最後にもう一度、クラウン(エステート)を見たショウは、「おじいちゃんのクラウンがこんな風に格好よくなっちゃうんだもんな」と感慨深そうだ。新生クラウンには4つのスタイルがあり、なかでもこのエステートはアウトドアを楽しむようなアクティブなライフスタイルに向いていることを伝える。

「なるほど、4つの個性でクラウンというブランドを構成しているわけですね。例えばOKAMOTO’Sで言えば、僕がフロントマンで大黒柱だとすると、ハマくんがお母さんみたいな存在、母ですね。で、コウキさんが息子で、ちょっと頑固でわがままも言うけれど、コウキが生き生きとしていると家族みんなが明るくなる、みたいな。で、レイジさんはペット、大きめの犬です(笑)。バラバラみたいだけど、これが集まるとめっちゃおもしろくなるんですよ」

個性的な4人のメンバーが集まるからこそ、OKAMOTO’Sの多様性に富んだ音楽が生まれ、それが多くのリスナーの心に刺さるのだろう。4つの個性があるからこそ、多くの人のライフスタイルに寄り添うことができるという点は、クラウンにも通じるものがある。

ジャンルや時間を超えて、クロスオーバーに生きる

OKAMOTO’Sのドラムス担当、オカモトレイジはクラウン(クロスオーバー)の後席に座って、「広くて静かで、快適ですね」と笑顔を見せた。オーディオのスイッチをオンにすると、10スピーカーのトヨタプレミアムサウンドシステムがOKAMOTO’Sの新譜『4EVER』を鳴らした。

「この音響、すごいですね。重低音もしっかり出ていて、ハッとしました。クルマのオーディオと音楽ってめっちゃリンクしていて、L.A.はクルマ社会だからドクター・ドレーというプロデューサーは、クルマをどれだけ揺らせるかを判断基準にミックスをしていたらしいです。それで全く新しい西海岸のヒップホップサウンドが生まれたという説もあります」

続いてレイジは、クラウン(クロスオーバー)のエクステリアデザインについて言及した。

「シンプルに格好いいと思うし、あまり見かけない個性的なスタイルですよね。室内が広いと感じるのは、少し車高が高いことも影響しているのかな」

ここで、セダンとSUVを融合した新しいスタイルを伝える。すると、「だからクロスオーバーという名前なんですね」とうなずいた。オカモトレイジ自身の活動もドラマー、DJ、ファッションモデルと様々なジャンルにクロスオーバーしている。

多彩な活動をしていることの利点を尋ねると、しばらく考えてからこんな言葉を発した。

「バンドのライブにはOKAMOTO’Sを好きな人が集まってくれるけれど、DJのときは僕のことを知らない人がほとんど。だからお客さんの反応を見ながら、臨機応変に対応する力が身につきます。あと、このジャンルはこういう人に受けるんだとか、今日遊びに来ている若い人は思ってた以上にヒップホップに飽きているかもとか、超リアルなリスナーの顔を見ることができるのもおもしろいです。あと僕は、MV制作やイベントでキャスティングやディレクションをする側になることもあるので、モデルの仕事は段取りとか裏方の働きを知ることができて、すごく勉強になります」

クロスオーバーといえば、ルーツミュージックから最新のEDMまで、OKAMOTO’Sのサウンドもまた、時空を飛び越えている。ルーツを知っているからこそ最先端の音がより深く理解できるようなことはあるのだろうか?

「音楽の世界ではそんなことばっかりですね。掘り下げれば掘り下げるほど、この人はあの人の影響を受けているのかとか、新しいジャンルがどういう理由で生まれたのかとか、そういうことがわかってくるし、そこを理解すると自分たちが作る音にも深みが出るというか」

ジャンルをまたいだり、時空を飛び越えるクロスオーバーな活動は、人生を豊かにすると同時に、新たな発見につながるものなのだ。最後にオカモトレイジは、インタビューを次のような言葉で締めくくった。

「ただ、新しいのから古いのまで、いろいろな音楽を聞いていて思うのは、大切なことはちっとも変わっていないな、ということです。結局、4人が集まった瞬間にバンと音を出すグルーブ感が一番大事、ということですね」

それは、クラウンも同じだろう。大きな変化を遂げたクラウンであるけれど、乗り心地や静粛性といったもてなしの精神は変わっていないのだ。根っこの部分がしっかりしているクルマやバンドだからこそ、クロスオーバーが意味を成すのだ。

静かさとデザイン、そしてファン・トゥ・ドライブで、クリエイターの五感を刺激する

「クラウンというクルマのイメージを大きく変えようという意思が伝わってくるデザインですよね。このヘッドライトの形とか、すごく好きです」

そう言いながら、OKAMOTO’Sでギターを担当するオカモトコウキは、クラウン(スポーツ)の運転席に乗り込んだ。インテリアを見渡すと、「外観も気に入ったけれど、内装もいい感じです」という感想を口にした。

「オジサン臭くはないんだけれど、でも落ち着いた雰囲気があるという、絶妙のバランスです。あと、使い方の説明を一切受けていないのに直感で操作できるあたりも、デザインや設計のレベルが高いと思います」

本人が言う通り、初対面のクルマであるにも関わらず、コウキはてきぱきとシステムを起動して走り出した。

「いや、めっちゃ静か! これは驚きました」

スタートした瞬間にコウキの心をつかんだのは、圧倒的な静粛性の高さだった。もともと遮音性能が高いうえに、試乗車はPHEV(プラグインハイブリッド)なので、モーターだけで走るEV走行時はほぼ無音なのだ。そう説明すると、コウキは「なるほど」とうなずいた。

「自分が普段車に乗るシチュエーションとしては、レコーディングスタジオは郊外にある場合が多いので、機材を積んでスタジオに行く使い方が多いですね。行きはレコーディングの参考になるような音楽を聞いたり、帰りはリラックスモードに切り替えるためにポッドキャストを聞いたりして過ごしています。だからこの静かさは、すごくありがたいです」

しばらくクラウン(スポーツ)を走らせると、サイズ感や操作方法に慣れたのか、コウキの表情は次第にくつろいだものに変化していく。

「僕はめっちゃ飛ばすタイプではないんですけれど、このクルマの走りが心地よいことはよくわかります。ハンドルは軽すぎず重すぎずでちょうどよくて、ハンドルを切ると思った方向に簡単に行けるような感覚があります。なんだか、車体が地面に吸い付いているように感じるので、ハンドルを握っていると楽しい気持ちになってきますね」

オカモトコウキはギターを弾くだけでなく、多くの楽曲の作曲も担当している。また、甘い声にも定評があり、ソロ活動も活発に行う。 クラウン(スポーツ)はデザインと高い静粛性、そしてファン・トゥ・ドライブで、彼のクリエイティビティを刺激したのだ。

変わらない伝統と、進化する最新技術の両極

OKAMOTO’Sのベーシスト、ハマ・オカモトはクラウンで走り出した瞬間、「これはすごい……」と驚いた様子だった。「静かというかほぼ無音で、しかも超滑らかに動くことが感動的です」

静かでスムーズな加速は、水素で発電を行い、その電気でモーターを駆動するFCEV(燃料電池車)の仕組みによって実現している。

「やっぱり技術の進歩ってすごいですね。僕らはデビューして15年になるんですけど、音楽業界でいうと、この15年でスマホとかイヤホンの音がよくなりました。以前はベースの音なんて低すぎて聞こえなかったけれど、いまはスマホ付属のイヤホンでも自分の表現を届けてくれるし、2、3万円も出せばすごくいい音が手に入ります」

彼が言うように、テクノロジーの進化は、われわれの暮らしに豊かな時間をもたらしてくれるのだ。

では、デザインにはどんな印象を抱いたのだろうか? 撮影の合間にカメラマンのパソコンの画面を覗き込んだ彼は、こんな感想を口にした。

「自分が写っている写真をほめるのもアレですけれど(笑)、クラウンの形と和風の背景が絵になっていますよね。このクラウンは色もいいし、デザインもとてもいい。“やるねっ!”という感じです」

さらにハマは続けて言った。

「旧車っぽいフォルムでセダンを復活させましょう、じゃないところがいいと思います」

「僕も旧車に乗っていた時期があるので言えた口ではないんですが(笑)、旧車の四角っぽいセダンとは違う、最新のフォルムのセダンになっていると思います」

確かにクラウンのデザインは、新しいフォーマルのスタイルを打ち出しているように見える。フォーマルといえば、このクルマはショーファーカーとして使われることも想定している。つまり、後席の居住性も大事だ。そこで後席の掛け心地を試すと、「これはめっちゃ快適です」と笑顔を見せた。

「広くて、しっとりとした雰囲気で、ここに座る人は幸せですよね」

そして、「4ドアセダンというスタイルが長く続いている理由が、なんとなくわかったような気がします」と、納得したように言葉を続けた。

「僕が愛用しているベースギターはプレシジョンベース、通称プレベっていうんですけれど、あれも昔から形が変わらないオーセンティックなスタイルです。フィルムの古いカメラも使っているんですが、僕は物事の起源みたいなところから見ていかないと気が済まない性格みたいです。自分が気になるものって歴史があるものが多くて、まず、もともとはこういうものだった、というのを確認したいタイプなんですよね。。そこから、変わっていくことと、変わらずに維持していることを知って、どこが新しいのかを理解したい。だからこのクルマで、クラウンの起源みたいなものと、最新の部分の両方を知ることができて、よかったです」

セダンというスタイルを継承しながら、最先端のテクノロジーで豊かな時間を提供する。伝統と革新が、クラウンの両輪なのだ。

こうして、4人のメンバーそれぞれが、4つのスタイルのクラウンと接した。自身のバンドについて、ハマ・オカモトはこう表現していた。

「OKAMOTO’Sは、異なる個性の4人が集まるからこそ僕たちだけの音を鳴らすことができます。クラウンも、キャラの違う4つのスタイルがあることで、独自の存在になっているように感じます」

〈SHO OKAMOTO〉
ハーフジッププルオーバー:29,700円(bal/bal flagship store 03-6452-3913)
中に着ているネルシャツ:9,790円(vintage/goffa.x 03-5411-8717)
ナイロンパンツ:42,900円(bal/bal flagship store 03-6452-3913)

〈REIJI OKAMOTO〉
ニットベスト:37,400円、中に着ているニットポロシャツ:35,200円(ともにCABaN/CABaN MARUNOUCHI 03-3286-5105)
ストライプパンツ:35,200円(MAISON et VOYAGE/MAISON et VOYAGE AZABUDAI HILLS 03-5797-8515)
(全て税込)
other stylist’ own

〈KOKI OKAMOTO〉
ブルゾン:16,280円(vintage/goffa.x 03-5411-8717)
ハーフジップニット:37,400円(JANE SMITH/ジュンカスタマーセンター 0120-298-133)
中に着ているTシャツ:14,300円(FilMelange x SUPER A MARKET/SUPER A MARKET AOYAMA 03-3423-8428)
(全て税込)
other stylist’ own

〈hama_okamoto〉
ジャケット:16万3,900円(CARUSO MA LAND OF TOMORROW/LAND OF TOMORROW MARUNOUCHI 03-3217-2855)
中に着ているニット:47,300円(T.T/goffa.x 03-5411-8717)
(全て税込)
other stylist’ own

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Credits
Creative
Model: Sho Okamoto, Reiji Okamoto, Koki Okamoto, Hama_okamoto ( Okamoto’s ), Photographer: Kento Mori, Stylist: Teppei, Hair & Make Up: Go Takakusagi ( Vanites )/ Hama_okamoto, Koki Okamoto, Hair Stylist: Hayate Maeda/ Sho Okamoto, Reiji Okamoto, Makeup: Kazuhiro Takenaka/ Sho Okamoto, Reiji Okamoto, Movie Director: Masaki Watanabe, Diretor Of Photography: Ryosuke Sato, Chief Camera Assistant: Shunta Miki, Production Designer: Takaki Fujiwara, Production Design Company: Awesome Camp, Colorist: Eldar Zulpukarov, Music Produce: Big Mouth Studios, Location Driver: Jun Tsuchiya, Location Driver: Shoma Izumo, Pruduction Assistant: Yuki Yamashita, Pruduction Assistant: Kazuha Otsuki, Pruduction Assistant: Mitsunori Nakata, Producer: Koki Takei, Production Company: Woofilms, Executive Producer: Rokugo Arisaka / Hypebeast, Writer: Takeshi Sato, Editor: Tatsuya Yamashiro, Miyu Sugimori, Takeshi Kikuchi / Hypebeast
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