Specialized の電動クロスバイクに新型 VADO SL 2 が登場
「アップル」と協力して自転車では初の追跡機能が搭載










1974年に米・カリフォルニアで創業した「スペシャライズド(Specialized)」のクロスバイク型のE-バイクモデル VADO(ヴァド)に、第2世代となる新型が登場。その名は、VADO SL 2だ。
第1世代のVADOとの違いは、まず、バッテリーが高性能になったことにより電気アシスト機能の航続可能距離が大幅にアップ。520Whバッテリーの大きさを誇り、最長5時間の連続走行を楽しむことができる。片道20分の通勤であれば、1週間追加充電なしで利用することが可能。
また、衝撃吸収力もアップ。ハンドルとフレームを繋ぐステムとヘッドチューブの間で20mmのトラベルを備え、最大で53%のショックを吸収する。ハンドルを握った手に衝撃をなるべく伝えず、より確実なハンドリング操作ができるようになった。
そして、最大の特徴は、「Apple(アップル)」と協力して自転車では初となる追跡機能を搭載していること。つまり、AirTagのようなものを内蔵しているのだ。これは、VADO SL 2と手持ちのiPhoneと同期するだけで使用することができ、自分のVADO SL 2がどこになるかが確認できる。
気になるお値段は、カーボンタイプの最上位モデル TURBO VADO SL 2 6.0 CARBONが77万円(スライド1枚目)。TURBO VADO SL 2 5.0が55万円(スライド2枚目)。TURBO VADO SL 2 4.0が49万5000円(スライド3枚目)。
この新型リリースに際してアクティブカテゴリー主任のエリック・シューダ(Eric Schuda)は、「過去に作ったバイクよりも楽しくて自信をつけてくれるバイクを作りたいと思いました。そうとなると、パフォーマンスもデザインもまったく新しい基準が必要になります。ようやく完成し、チューリッヒで渋滞にはまったスポーツカーを追い抜くのが待ちきれません。バイクのかっこよさに、ドライバーたちは嫉妬するはずです」とコメント。
SL 2の購入を検討されている方は、一度「スペシャライズド」正規販売店に足を運んでみてはいかがだろうか。ちなみに、引き続き第1世代のVADOも購入可能とのこと。
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