
Maserati から昨年リリースされた最新モデル GT2 ストラダーレのオンロード ドライビング エクスペリエンスに密着
山道や都市部、レース場にいたるまで、ラグジュアリーなドライビング体験を可能にしたGT2 ストラダーレの走行性能を深掘りしていく
イタリア発のハイエンド自動車ブランド「Maserati(マセラティ)」が、昨年の8月にハイパフォーマンスミッドシップスポーツカーのGT2 ストラダーレ(GT2 Stradale)をグローバルデビューさせた。本車は、2020年にリリースされた2シーターミッドシップのスポーツカー “MC20”をベースとするレーシングマシン、“GT2”のロードバージョンとして開発され、現在「Maserati」がラインナップしている車種の中で最もパワフルな公道仕様のモデルである。
そんなGT2 ストラダーレが、スペインのアンダルシアにて数日間にわたって開催された「Maserati」のオンロード ドライビング エクスペリエンスに登場し、マウンテンコースからアスカリ・サーキットまでをドライブする。そこで今回の『Hypebeast』では、その道中に密着したスペシャルムービーを制作し、レースの世界から公道仕様に変貌を遂げたGT2 ストラダーレの魅力をご紹介。
南スペイン有数のリゾート地であるマルベリャの夜景を堪能した翌朝、オンロード ドライビング エクスペリエンスに参加する各ドライバーたちは、コースや操作などについて事前の打ち合わせを済ませ、バタフライドアを開けてGT2 ストラダーレに乗車する。市街地から険しい田舎道まで、ネットゥーノV6エンジンを搭載した4つのドライブモードの性能を試すドライブングプログラムがスタートした。
まずは、しばらくドライブを楽しんだ後、最初の目的地であるデザイナー フィリップ・スタルク(Philippe Starck)が設計した精油工場博物館 LA Almazara – LA Organic(ラ・アルマサラ ラ・オーガニック)へ向かう。到着すると「Maserati」のデザイン責任者 クラウス・ブッセ(Klaus Busse)がドライバーたちを歓迎し、今回のGT2 ストラダーレの誕生について「私たちは、車がどう機能するかを熟知しています。なので、今回のGT2 ストラダーレでは、車としての機能性が最大限に発揮されるような設計を実現し、これまでにないドライビング・エクスペリエンスを可能にしました」と教えてくれた。また、ブッセは設計のコンセプトについても「現代社会を意識して作り上げました。車としての走行性能はもちろんのこと、デザインに関しても、都市におけるスーパーカーの新たな形を提示できていると思っています」と明かしている。
そしてその後は、レーストラックにてプロフェッショナル監視のもと、2.8秒で0-100km/h加速を達成し、新開発されたCORSA EVO°tライビングモードを堪能。
それから、サーキットで最高速 324km/h の世界を体感したドライバーたちは、興奮冷めやらぬ中、ブッセと「Maserati」のプロダクトマネージャー アンドレア・シモネッティ(Andrea Simonetti)と合流し、最後にスペイン料理のタパスを堪能した。そしてその席でブッセは『Hypebeast』 に対し「田舎でのドライブであれ、楽しい仲間との食事であれ、私たちは皆に身の回りにあるものを楽しみ、つながってほしいと思っています。私たちが行っているのは、美を通じて人々を繋げようとすることです。美しい車はなおさら、そういった役割を持っていると信じています」とコメントしている。
まずは上記のボックスから今回のスペシャルムービーを確認し、詳細に関しては「Maserati」の公式ウェブサイトをチェックしてみよう。