山口幸士が個展 “風景の向こうがわ”を開催
粟津潔の元自宅兼アトリエである川崎の AWAZU HOUSE ART CENTER にて3月13日から開催中

山口幸士が個展 “風景の向こうがわ”を開催
粟津潔の元自宅兼アトリエである川崎の AWAZU HOUSE ART CENTER にて3月13日から開催中
日常の風景や身近にあるオブジェクトをモチーフに、ペインティング、ドローイング、コラージュなどさまざまな手法を用いて独特な視点から作品を制作してきた山口幸士が新作絵画の展示を『AWAZU HOUSE ART CENTER』にて開催する。
今回の展示を開催するにあたり、山口が『AWAZU HOUSE』を設計した原広司氏の著書『集落の教え100』を読み返して見つけた一節からインスピレーションを受け制作した新作を含む絵画を20点以上を展示。粟津や原と同じように川崎という街で生き、風景を見つめてきた山口はその場所の歴史や背景、そこにある言葉にできない感情のようなものを作品を通して表現しようとしている。
原によってつくられ、主人の粟津によって「私は総べての表現の分野に、その表現の境界をとりのぞくだけではなく、階級・分野・格差・芸術に現われた上昇と下降の表現も、取り除いてしまいたいと決断する」というコンセプトのもと育まれた空間に展示される山口の作品は必見だ。
風景の向こうがわ
会期:3月13日(木)〜3月30日(日)(木〜日のみオープン)
時間:11:00-18:00 (最終入場17:30)
場所:AWAZU HOUSE ART CENTER
住所:川崎市多摩区南生田 1-5-24
備考:入場には特設サイトからの事前予約が必要。決算は現金のみ。