Junya Watanabe 2025年秋冬コレクション
キュビズムの視点を取り入れた立体的な造形が特徴の全34ルック


































渡辺淳弥の手掛ける〈Junya Watanabe(ジュンヤ ワタナベ)〉が、パリファッションウィークにて2025年秋冬コレクションを発表した。
今季は、ベーシックウェアの原型を破壊するかのような試みの全34ルックが登場。幾何学的に変化させることで抽象的な表現へと落とし込むキュビズムの視点を取り入れ、角ばった柱が幾重にも施されたレザージャケット、箱形フォルムがドッキングレザーコート、風船のように膨らんだMA-1などが披露された。また、コレクションのラストには、変形したパネルを組み合わせたコートやジャケットも登場。ユニークかつ型破りなプロダクトで観客の度肝を抜いた今季。キュビズムを洋服へと昇華させたスタイルは、“非現実的”な洋服を現実に登場させるというかつてないアプローチだ。
ブランド:Junya Watanabe
シーズン:2025年秋冬