Dries Van Noten 2025年秋冬コレクション
ジュリアン・クロスナーのデビューコレクションは、〈Dries Van Noten〉の過去と現在をバランスよく表現
























































クリエイティブ・ディレクター ジュリアン・クロスナー(Julian Klausner)の手掛ける〈Dries Van Noten(ドリス・ヴァン・ノッテン)〉が、パリ・ファッションウィークにて2025年秋冬コレクションを発表した。
〈Dries Van Noten〉の社内デザイナーであったジュリアン・クロスナーのデビューコレクションとなる今季。ランウェイショーは、パリ国立オペラの公演会場の1つである『ガルニエ宮(Palais Garnier)』を舞台にお披露目され、ドリス・ヴァン・ノッテンの敬意を反映したものとなった。
「ここでは、女性たちがオペラを通り抜け、布や物を掴み、靴紐で結びながら、未知の質問の答えを探す旅に出ているところを想像しました。カーテンの裏側で、想像と実践が行われます」とジュリアン・クロスナー。ほつれたかのようなデザインのステッチをあしらったマキシ丈のウールコートから始まり、構造的なアウターウェア、ケープ、落ち着いたトーンのシルク素材で構成したトップスなどがお目見え。〈Dries Van Noten〉の特徴である大胆なパターンは、ストライプで洗練された印象へと抑えられ、ボリューム感のあるニットアウターに採用された。その他、大ぶりのスパンコールをあしらったタイトスカートに加え、細身のストラップが目を惹くメリージェーン、エキゾチックなレザーベルトなど、〈Dries Van Noten〉の過去と現在をバランスよく表現したアクセサリー類も数多く披露された。
ブランド:Dries Van Noten
シーズン:2025年秋冬
日付:2025年3月5日(水)