ジャン=ミシェル・バスキアの象徴的な作品の1つ “Sabado por la Noche” が約24億円で落札か?
3月28日(現地時間)に行われる「Christie’s Hong Kong」のライブオークションに出品



ジャン=ミシェル・バスキア(Jean-Michel Basquiat)の象徴的な作品の1つ “Sabado por la Noche (Saturday Night)”が、「Christie’s Hong Kong(クリスティーズ香港)」のオークションに出品されるようだ。
同作は、バスキアがアンディ・ウォーホル(Andy Warhol)と密接に共同制作を行っていた時期である、1984年に制作されたもの。6.5フィート x 7.5フィートのこの作品は、バスキアの特徴的なスタイルを取り入れ、ホットピンクとブラウンの背景に、西アフリカの伝統伝達者であるグリオや犬、女性、そして“知識”、“真実”、“誕生”などのテキストを織り交ぜている。
「Christie’s Asia」の夜間販売および20/21世紀アートの責任者であるエイダ・ツィー(Ada Tsui)は、「バスキアの比類ない視覚言語が響き渡る象徴的な傑作である“Sabado por la Noche”を発表できることを光栄に思っています」とコメント。同氏は、2021年に「Christie’s Hong Kong」が1982年に制作された“Warrior”を4,180万ドル(約62億円)で落札させたことに触れ、「Christie’s」が長年、バスキアのアジア市場を開拓してきたと述べている。
“Sabado por la Noche”は、3月28日(現地時間)に行われるライブオークションに先立ち、3月25日〜3月27日(現地時間)の期間、「Christie’s Hong Kong」にて一般公開予定。なお、落札額は、現時点で1,300万~1,600万ドル(約20億〜約24億円)だと予想されている。詳しくはこちらから。