サバト・デ・サルノが Gucci のクリエイティブ・ディレクターを退任
わずか4シーズンで〈Gucci〉を去ることに

〈Gucci(グッチ)〉のクリエイティブ・ディレクター サバト・デ・サルノ(Sabato De Sarno)が同職を退任することが明らかになった。同社の発表によると、彼の在任期間は2025年2月6日をもって終了したという。なお、本稿執筆時点で後任は発表されていない。
イタリア・ナポリ生まれのデ・サルノは、2005年に〈Prada(プラダ)〉でキャリアをスタート。その後、〈Dolce&Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)〉で働き、2009年からは〈Valentino(ヴァレンティノ)〉でメンズおよびウィメンズコレクションのディレクターを兼任。2023年1月、約8年にわたり〈Gucci〉のクリエイティブ・ディレクターを務めたアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)の後任として、同職に就任した。同年9月、ファーストコレクション “GUCCI ANCORA”をミラノファッションウィークで発表。4シーズンにわたってメンズ/ウィメンズのクリエーションを統括した。