KHOKI 2025年秋冬コレクション
ランウェイ会場には、11月から集めたという落ち葉が一面に敷き詰められていた
“人の手が見えるモノづくり”をコンセプトにしている〈KHOKI(コッキ)〉が、2月12日(水)に東京・五反田にて2025年秋冬コレクションを発表した。
今季のランウェイ会場は、床に落ち葉が積もり秋の風景を思い浮かばせる空間を演出。ショーを眺める観客は落ち葉の上に敷かれたクッションに座り、ランウェイが始まると一斉に蛍光灯が会場全体を照らす。落ち葉と蛍光灯のまばゆい光の対比が、まるで自然と人工を調和させているかのようだ。
本コレクションは、全体的に、色褪せたかのような加工を施し、荒廃的な雰囲気を醸し出しつつ経年変化の味や質感を出していた。それらが、どこか“侘び寂び”を感じさせる一方で、手の込んだパターン技術により超モダンでもあった。また、枯葉を装飾したかのようなトップスなども登場し、秋の風情を服に閉じ込めたクリエイティビティも! ショーが終わると拍手喝采であった。
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ブランド:KHOKI
シーズン:2025年秋冬
日程:2月12日(水)

















