HUMMEL 00 のデザイナーに森川マサノリが就任
元〈CHRISTIAN DADA〉

100年以上の歴史を持つスポーツブランド〈HUMMEL(ヒュンメル)〉によるライフスタイルにフォーカスしたデイリーウェアライン〈HUMMEL 00(ヒュンメル オー)〉のデザイナーに、森川マサノリが就任する。森川マサノリは、日常着の循環やアウトライン(輪郭)化をコンセプトに、ベーシックなデザインを元に、白のステッチワークで全て縫製を行う日本発のユニセックスブランド〈BASICKS(ベイシックス)〉の創設者だ。また、〈CHRISTIAN DADA(クリスチャン ダダ)〉を2010年から2020年まで手がけていたことでも有名。
2シーズン目となる2025年秋冬からは彼が主導となり、2025年3月に、就任後初となるランウェイショーが決定している。この就任に際して森川マサノリは、「コンセプトは“ニューヘリテージ”。1923年の創業から長い歴史があり、絵のアーカイブもたくさん残っています。それを現代風にアレンジし、都会的で大人のスポーツウェアに落とし込みたい。ブランド名の由来にもなっているマルハナバチを表した“バンブルビー”と、V字模様の“シェブロン柄”はとてもアイキャッチーなので『ヒュンメル オー』でも生かしていく予定です。スポーツにまったく興味のない人も手に取りたいと思うデザインにするのもひとつのテーマ。BASICKSは基本的にサスティナブル素材で作っているのでそこは同様に、できる限り取り込んでいきたいです」と述べている。