Calvin Klein 2025年秋冬コレクション
新クリエイティブディレクターであるヴェロニカ・レオーニがデビューを飾る
































































〈Calvin Klein(カルバン クライン)〉が、ニューヨークファッションウィークに復帰を果たし、2025年秋冬コレクションを発表した。〈Calvin Klein〉のランウェイ復活は6年ぶりとなる。
このコレクションは、新クリエイティブディレクターであるヴェロニカ・レオーニ(Veronica Leoni)のデビューを飾る記念すべきショーだ。ちなみに、ヴェロニカ・レオーニは、過去に〈Jil Sander(ジル サンダー)〉、〈CELINE(セリーヌ)〉、〈Moncler(モンクレール)〉に在籍している。初コレクションに際してヴェロニカ・レオーニは、「デザイナーとして、私は常にCalvin Kleinから深いインスピレーションを受けてきました。私の目標は、シェイプとクラフトを通して、ミニマリズムと純粋さを、究極で正確な表現を定義し、カルバン・クライン氏の独創的なビジョンと独特なアプローチを現代に蘇らせることです」と述べている。
今回のランウェイに登場したルックでは、ブランドのシグネチャーカラーであるブラックやムーングレーなどのニュートラルなカラーを中心としつつも、随所にラズベリーやライムの色合いが見受けられた。いっぽうシルエットは、テーラードでは細身でシャープならしさ全開のルックが多いものの、他のアイテムにはドレープを描くようなゆったりとしたラインが多く登場。ヴェロニカがいう、ミニマリズムと純粋さが、そのコレクションには溢れていた。