Jordan Brand が EKIN 限定 Air Jordan 1 Low を公開
〈Nike〉にとって最も献身的なリーダーたちに贈られる200限定の特別モデル
〈Jordan Brand(ジョーダン ブランド)〉が〈Nike(ナイキ)〉のブランド価値を深く理解し世に伝えるためのチーム、EKIN(エキン)のために制作した限定モデル Air Jordan 1 Low “Never Not Working”を公開した。
EKINは〈Nike〉のマーケティング部門の一部であり、1981年に設立。メンバーは同社にとって最も献身的なリーダーたちで構成されており、彼らはその活動を通してブランドのメッセージを伝えることを目的としている。EKINという名前は、“Nike”を逆から読んだもので、ブランド創業者のフィル・ナイト(Phil Knight)が初代 EKINだったと言われている。もっとも、この名称は1970年代に〈Nike〉の巡回セールス担当者を表す言葉だったという。彼らは製品を隅々まで知っている必要があったため、EKINと呼ばれるようになった。セールス部隊が大きくなるにつれてEKINの役割は独立し、〈Nike〉のマーケティング部門内でいくつかの部署に振り分けられるようになっていく。「アスリート宣教師」とも称されるEKINのメンバーたちには、2020年のDunk Lowのような限定のプロモーション用モデルを贈られることがある。2025年、Air Jordan 1の誕生40周年を祝して、EKINのクルーのための特別なAir Jordan 1 Lowが制作された。
〈Jordan Brand〉にとって初のEKIN限定モデルとなる今作は、「Never Not Working(常に働き続ける)」というテーマを掲げ、彼らが一瞬たりとも活動を止めない存在であることを表現。デザインは“Shattered Backboard”を想起させるカラーウェイを採用し、ブラック/オフホワイト/オレンジを組み合わせた配色に。外側のスウッシュに施されたダメージ加工や、ミッドソールの擦れたような仕様は、EKINとして活動する中で培われた経験を象徴。シュータンの内側に前述の「Never Not Working」のメッセージを、表側にはJumpmanロゴとともに「E4L(EKIN for Life)」の文字を刺繍し、右足のヒール部分にはEKINの文字、左足にはウィングロゴを配置。さらに、ソックライナーと特別仕様のボックス内部にはスカイラインの写真をプリントで施すなど、独自のディテールを散りばめたエクスクルーシブモデルとなっている。
Air Jordan 1 Low “Never Not Working”は限定200足のシリアルナンバー入りで、EKINのメンバーのみに贈られる。残念ながら一般販売は無いため、せめてそのディテールだけでもチェックしておこう。

















