DHL と SUBJECT. が使用済みユニフォームを再構築したバッグコレクションを発表
国内職人との協業とメイドインジャパンの技術を背景に、廃材を次世代のプロダクトへと昇華したコレクションを紐解く
「SEEKER CREATIVE STUDIO(シーカークリエイティブスタジオ)」CEO 坂尾正中による新ブランド〈SUBJECT.(サブジェクト)〉がファッション業界を物流面から支え続ける国際輸送会社「DHL(ディー・エイチ・エル)」とコラボレーションし、アップサイクルバッグのコレクションをリリースした。
本コレクションは世界各地の「DHL」の物流現場で実際に使用され、役目を終えたユニフォームを〈SUBJECT.〉のクリエイティブによって再構築したものであり、タフでリアルな素材感を活かしながら坂尾の視点で洗練されたバッグへと昇華されている。プロダクトの企画・製作には兵庫県豊岡市の工房や岡山県倉敷市の熟練職人が参加。さらに、売上の一部はNPO法人「メイドインジャパンプロジェクト」へ寄付され、地域産業と伝統技術の継承にも貢献する。
そもそも「SEEKER CREATIVE STUDIO」は、〈TATRAS(タトラス)〉創業者である坂尾が〈MSK(エムエスケー)〉をはじめ、多くのサステナブルなブランドやプロジェクトを提案してきたクリエイティブ集団。そのマインドが「DHL」の姿勢と共鳴し、本プロジェクトがスタートしたという。
今回の取り組みについて、「DHL」代表取締役社長のトニー・カーンは次のようにコメントしている。「当社のユニフォームには、グローバル輸送の最前線で活躍してきたスタッフたちの誇りと歴史が刻まれています。それが新たな価値を持つプロダクトとして蘇ることに大きな意義を感じています。志を同じくするSEEKER CREATIVE STUDIOの挑戦を、越境ECを通じて支援できることを大変嬉しく思っています」
本コレクションはすでに発売中。詳細や今後の展開は、〈SUBJECT.〉の公式ウェブサイトからチェックしてほしい。また、環境負荷削減に挑む「DHL」の取り組みについての詳細はGoGreen Plusをチェックして。

















