ARC’TERYX が北海道・ニセコ町でバックカントリー体験型ポップアップを開催中
ファッションとリアルなフィールドを結ぶ体験型ポップアップ「ARC’TERYX NISEKO HUT」をチェック
本格派アウトドアブランドとして確固たる地位を築く〈ARC’TERYX(アークテリクス)〉。 極限環境で培われた確かな機能性は、無駄を削ぎ落とした洗練されたデザインへと昇華され、近年ではアウトドアフィールドにとどまらず、ストリートシーンにおいてもファッションアイテムとして高い支持を集めている。
そんな〈ARC’TERYX〉が、2025年12月20日(土)より期間限定の体験型ポップアップ「ARC’TERYX NISEKO HUT」をオープンした。本ポップアップは、整備されたゲレンデとは異なる自由度と没入感を持つバックカントリーというスタイルにフォーカスし、バックカントリーに向かうための“準備の場”として設計された体験型イベントで、プロダクトの展示にとどまらず、コーディネート提案やワークショップ、参加者同士の交流を通じて、雪山をより安全かつ快適に楽しむための知識と感覚を共有することを目的としている。
そこで『Hypebeast』では、ポップアップの空気感をそのまま切り取った紹介ムービーを制作し、本記事とあわせて「ARC’TERYX NISEKO HUT」という試みを深掘りしていく。
今回の会場として選ばれたのは、ニセコ・ひらふエリア。新千歳空港や札幌市内から車でおよそ2時間半とアクセスも比較的良好で、周辺にはニセコ連峰屈指の大型スキーリゾート『ニセコ東急 グラン・ヒラフ』もある、ウィンターシーズンを象徴するロケーションだ。
そんな場所で展開される「ARC’TERYX NISEKO HUT」は、〈ARC’TERYX〉が提案するバックカントリー体験を象徴する2つのテント、PERFORMANCE LABとMOUNTAIN LOUNGEで構成され、バックカントリー未経験者にとっては新たなフィールドへの入口として、経験者にとっては理解をより深める場として機能する。
まず、PERFORMANCE LABでは、バックカントリー・ツーリングのために開発された〈ARC’TERYX〉の最新プロダクトを実際に体感することができ、RUSHシリーズをはじめ、ATOMやPROTONといったミッドレイヤーを中心に、ブランド独自のレイヤリングシステム System of Dressを紐解く展示が展開。こちらでは、素材や構造のそれぞれの役割を理解しながら、自分にとって最適なレイヤリングを探ることが可能で、バックカントリーツアー参加者は、実際のフィールドで製品テストを行うこともでき、都市部のショップでは得られないリアルな体験が用意されている。
RUSH JACKET(写真中央)
バックカントリーでのスキーやスノーボードに最適なツーリングジャケット(13万2,000円)。GORE-TEX PRO ePE素材を採用し、軽量性と耐久性を高次元で両立。登りから下りまで、あらゆる局面で高いパフォーマンスを発揮する。
PROTON HOODY(写真右)
通気性に優れたインサレーションフーディ(59,400円)。80gsmのPrimaLoft® Gold Insulationを搭載し、行動中の体温調整をサポート。バックカントリーにおけるミッドレイヤーとして高い汎用性を誇る。
一方の「MOUNTAIN LOUNGE」には、心地よい音楽が流れる空間の中にニセコ周辺のトレイルマップや地域、山への理解を深めるトレイルライブラリーが設置されており、バックカントリーを楽しんだ後に身体と気持ちをクールダウンさせるためのラウンジスペース的な役割を果たす。アクティビティとカルチャー、情報と余白が自然につながるこの空間は、〈ARC’TERYX〉が考える“山との向き合い方”を体現していると言えるだろう。
さらに会場に併設されたキッチンカーでは、山で過ごした一日の締めくくりにふさわしいフードとドリンクが用意され、ホットサンドや地元ロースタリーの豆を使用したコーヒー、ホットワイン、ローカルブリュワリーのクラフトビールなど、寒さの中で身体を温めてくれる極上のラインナップがそろえられた。なかでも、オリジナル升で提供されるスペシャルかき氷は、本ポップアップならではの思い出になるような、映えスーツである。
また、来場者はアンケートへの回答、もしくはLINE公式アカウント(@arcteryx)の友だち追加で、ARC’TERYX BACKCOUNTRY CLUB オリジナルステッカーが入手でき、シーズンを通して〈ARC’TERYX〉契約ガイドやローカルガイドカンパニーとともに行うバックカントリーツアーも予定されているとのこと。
「ARC’TERYX NISEKO HUT」は、単なる期間限定ポップアップではなく、バックカントリーというフィールドへの理解を深め、体験へとつなげるための“拠点”だ。ニセコの環境と呼応するかたちで展開される本取り組みは、〈ARC’TERYX〉が提示する次なるアウトドア体験の方向性を示している。
まずは『Hypebeast』が制作した紹介ムービーをチェックし、気になった人はブランドの公式ウェブサイトも訪れてみてほしい。
ARC’TERYX NISEKO HUT
開催期間:2025年12月20日(土)~2026年3月29日(日)
住所:北海道虻田郡倶知安町ニセコひらふ1条3丁目3−2
営業時間:12:00〜20:00
※営業時間と開催期間は、天候やコンディションにより変更となる場合があります。





















