Spotify が楽曲クレジット機能の拡張と新機能を発表
「SongDNA」と「About the Song」で、楽曲の裏側がもっと見えるように
世界最大級のオーディオストリーミングサービス『Spotify(スポティファイ)』がリスナー体験を深化させる大型アップデートを発表した。既存の「Song Credits(楽曲クレジット)」機能の拡張に加え、「SongDNA」と「About the Song」という2つの新機能が新たに導入される。
まず、従来の「Song Credits」はパフォーマーやソングライター、プロデューサーといったトップラインのみ表示されていたが、今回のアップデートでは 楽曲に関わるすべてのコントリビューターを閲覧可能に。エンジニア、制作スタッフ、参加アーティストなど、その楽曲を支える全てのクリエイターが包括的にリストアップされる。『Spotify』はこのローンチに合わせ、アーティストのチャーリー・プース(Charlie Puth) を起用した公式動画も公開。彼は今回の拡張について「リスナーと楽曲のつながりをより深め、正当に評価されるべきクリエイターに光が当たる」とコメントしている。
また、新機能「SongDNA」は、楽曲同士のつながりを可視化するインタラクティブなビューだ。コラボレーター、使用されたサンプル、カバー関係などを一括で表示し、リスナーが“曲の系譜”をより深く掘り下げられるように設計されている。さらに、「About the Song」では、楽曲の背景やストーリー、文化的インパクトをカード形式で紹介。「Now Playing」ビューからスワイプしてアクセスでき、曲の文脈や制作の裏側をより直接的に知ることができる。
プースがアップデートについて語る公式動画は以下から視聴可能。今後のアップデート展開にも注目したい。

















