Supreme が Martine Rose とのコラボコレクションを発表

アウターを中心としたアパレルとアクセサリーで構成されるカプセルコレクションを展開

ファッション
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Supereme(シュプリーム)〉がジャマイカ系イギリス人デザイナー マーティン・ローズ(Martine Rose)の手掛けるメンズウェア・ブランド〈Martine Rose〉とのコラボコレクションを発表した。両者によるカプセルコレクションは、9月14日(土)に国内ローンチとなる。

イギリス・ロンドンを拠点に活動するデザイナー マーティン・ローズは、2007年に自身の名を冠したメンズウェア・ブランド〈Martine Rose〉を設立。当初少量生産のTシャツとシャツのラインアップでスタートした同ブランドは、2010年9月のロンドン・ファションウィークにてインスタレーション形式のコレクションを発表した。その後、2012年秋冬シーズンにはロンドンをベースに活動する若手デザイナー育成を目的としたプログラム “NewGen”アワードを受賞し、同時に初となるランウェイショーを開催。また、彼女のクリエーションに魅了されたデムナ(Demna)からのオファーにより、彼がアーティスティック・ディレクターに就任した〈Balenciaga(バレンシアガ)〉のデビューコレクションから5シーズンにわたって、メンズチームのディレクションも担当している。マーティンは2017年に新進デザイナーのためのANDAM賞を受賞し、「LVMH Prize」のファイナリスト候補にも選ばれた。2019年にはロンドンのサマセットハウスで開催された大規模な企画展 “GET UP, STAND UP NOW – GENERATIONS OF BLACK CREATIVE PIONEERS”に参加し、英国ファッション協会による“Menswear Designer of The Year”と“Urban Lux Award”にもノミネートされている。

マーティン・ローズのデザインは、自らのルーツであるジャマイカとイギリスの伝統、ロンドンと言う都市のコミュニティーから生み出された音楽やサブカルチャーにインスピレーションを受けており、とりわけその作風は1990年代のレイヴカルチャーやヒップホップの影響が強い。メンズウェアのベーシックなアイテムを基調としつつ、ハイとローを自由に行き来し、モード/ストリートという両極にあるスタイルを上手く融合させたコレクションを発表している。また、2017年よりイタリアのプレミアムカジュアルウェアブランド〈Napapijri(ナパピリ)〉とのコラボレートライン〈Napa by Martine Rose(ナパ バイ マーティン ローズ)〉改め〈NAPAPIJRI MARTINE ROSE(ナパピリ マーティン ローズ)〉を展開し、〈Nike(ナイキ)〉とのコラボレーションも長年にわたって継続するなど、他ブランドとの協働も積極的に行なっている。

今回のコラボレーションではアウターを中心とするアパレルやアクセサリーからカプセルコレクションを展開。具体的なアイテムはレザージャケット/パンツを筆頭に、ダウンパファージャケット、リバーシブルデニムトラッカージャケットとデニムカーゴパンツ、ベロアトラックジャケットとパンツ、スーツ、セーター、シャツ、フットボールジャージ、S/Sトップ、フード付きスウェットシャツ2種、レゲエ/ダブ界のレジェンド リー・スクラッチ・ペリー(Lee “Scratch” Perry)のフォトTシャツ、6パネルキャップ、ミニダッフルバッグ、スカーフ、ストラップ、スタッシュ缶、そして〈Clarks Originals(クラークス オリジナルズ)〉とのコラボDesert Trek(デザート トレック)がラインアップ。また、本コレクションを記録したモノクロ写真で構成された44ページのZINEも制作。このZINEの売上利益はすべて英国を拠点とする慈善団体「St. Giles Trust」に寄付される。

〈Supreme〉x Martine Rose コレクションは、欧米では9月12日(現地時間)、日本国内ではその2日後となる9月14日(土)に〈Supreme〉の旗艦店および公式オンラインストアにてリリース予定。まずは上のフォトギャラリーから、ルックビジュアルとディテールをチェックしておこう。

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