Givenchy の新クリエイティブ・ディレクターにサラ・バートンが就任
2025年3月にデビューコレクションを発表
Givenchy の新クリエイティブ・ディレクターにサラ・バートンが就任
2025年3月にデビューコレクションを発表
〈Givenchy(ジバンシィ)〉は、同メゾンの新クリエイティブ・ディレクターにサラ・バートン(Sarah Burton)が就任したことを発表。彼女は今後〈Givenchy〉のウィメンズおよびメンズの全コレクションのクリエイティブ・ディレクションを担当し、デビューコレクションを2025年3月にお披露目する。
〈Givenchy〉の取締役会会長であるシドニー・トレダノ(Sidney Toledano)は、今回の人事について「サラ・バートンは卓越したクリエイティブな才能の持ち主で、私はその仕事を長年情熱的に追いかけてきました。彼女のファッションに対するユニークなビジョンとアプローチは、大胆さとオートクチュールで知られるこの象徴的なメゾンにとってかけがえのないものとなるでしょう。彼女のクリエイティブなリーダーシップがメゾンの将来の成功と国際的な地位向上に貢献すると確信しています」とコメント。また、サラ・バートンも以下のような声明を発表した。「ジバンシィという宝石のように美しいメゾンに加わることができ、非常に光栄に思います。このアイコニックなメゾンの物語に次のチャプターを刻むことができること、そして私自身のビジョン、感性、信念をGivenchyにもたらすことができることに、とても興奮しています」
サラ・バートンは英マックルズフィールドで生まれ、マンチェスターで教育を受けた後、ロンドンの名門『セントラル・セント・マーチンズ(Central Saint Martins)』でファッションを学び、1997年に卒業。1996年に〈Alexander McQueen(アレキサンダー・マックイーン)〉に入社し、2000年に創業者 リー・アレキサンダー・マックイーンの下でヘッド・オブ・デザインに就任。2011年にはプリンセス・オブ・ウェールズの結婚式のドレスを手掛け、2012年には英国ファッション業界への貢献が認められ、大英帝国勲章(OBE)を授与された。〈Alexander McQueen〉にクリエイティブ・ディレクターとして 13年間在任したバートンは、ウィメンズとメンズのコレクションを発表し、批評家から高い評価を得たほか、若手クリエイターをサポートする広範な教育プログラムを確立。2023年10月に同メゾンを退社。同年12月にはファッション業界への多大な貢献を称えられ、英国で『ザ・ファッション・アワード』の特別賞を受賞した。