グレン・マーティンスが Y/PROJECT のクリエイティブディレクターを退任
2013年からブランドに加わり、ウィットに富んだディテールとアーカイブに着想しつつも洗練されたアプローチで成長に貢献
グレン・マーティンス(Glenn Martens)が、11年間務めた〈Y/PROJECT(ワイプロジェクト)〉のクリエイティブディレクターを退任することを発表した。
2013年、〈Y/PROJECT〉のクリエイティブディレクターに就任したグレン・マーティンスは、ウィットに富んだディテールとアーカイブに着想しつつも洗練されたアプローチで、同ブランドのカルト的なファンを獲得。さらに、2024年秋冬コレクションのルックブックでは、Ye(イェ)、タイガ(Tyga)、イリーナ・シェイク(Irina Shayk)、チャーリー・XCX(チャーリー・XCX)、ミア・カリファ(Mia Khalifa)らをモデル起用するなど、セレブリティからの支持にも貢献した。
〈Y/PROJECT〉は声明で「グレン・マーティンスが本ブランドに与えたユニークな貢献に感謝し、今後の活躍を祈っています」と述べ、〈Y/PROJECT〉の共同創設者である故ジャイルズ・エレイルフ(Gilles Elalouf)との関係性についても「グレン・マーティンスは、今年6月に亡くなったジャイルズ・エレイルフとY/PROJECTに同レーベルが確立したクリエイティブな芸術性を拡大しながら、自身のビジョンを表現するサポートと自由を与えてくれたことに感謝しています」と付け加えている。