英 Nothing のサブブランド CMF by Nothing が初のスマートフォン CMF Phone 1 を発表
ワイヤレスイヤホン CMF Buds Pro 2とスマートウォッチ CMF Watch Pro 2も公開
英国発のコンシューマー・テクノロジー・ブランド「Nothing(ナッシング)」のサブブランドである「CMF by Nothing(CMF バイ ナッシング)」が、初のスマートフォン CMF Phone 1を正式に発表。同時に、このスマートフォン用のアクセサリーに加え、新プロダクトとしてワイヤレスイヤホン CMF Buds Pro 2、スマートウォッチ CMF Watch Pro 2もお披露目した。
「CMF by Nothing」は、ロンドンに拠点を置く「Nothing」のサブブランドであり、優れたデザインをより身近に感じさせることを目指し、コアな製品機能に焦点を当てて、低価格帯ながらも妥協のないプロダクトを提供している。同ブランドは2023年9月にローンチし、初の製品ラインであるCMF Buds Pro、CMF Watch Pro、65W GaN 充電器をリリース。カラーバリエーション、素材、仕上げに対する独自のこだわりとプライスのバランスが、多くのユーザーの支持を獲得した。
待望の初スマートフォン CMF Phone 1は、まずそのデザインとディテールに注目したい。ボディの背面のネジをドライバーで回してカバーを外すことで、別売りのカバーと交換可能な設計になっているのが大きな特徴。カバーのカラーはブラック、ライトグリーン、ブルー、オレンジの4色が用意されており、ブラックとライトグリーンはケースに直接加工を施したようなユニークな質感で、ブルーとオレンジは上部にエレガントなヴィーガンレザーの層が埋め込まれているという。また、本体右下のアクセサリポイントのカバーのネジを外すと、スタンドやカードホルダー、ネックストラップといったアクセサリーを付けることもできる。気になるCMF Phone 1の価格だが、メモリ8GB+ストレージ128GBのモデルが209ポンド/239ユーロ、メモリ8GB+ストレージ256GBのモデルは239ポンド/269ユーロとなっており、日本での発売日、販売価格は現時点では未定。スペックについては公式サイトでご確認を。
新型ワイヤレスイヤホン Buds Pro 2は、業界初のカスタマイズ可能なスマートダイヤルを実装しており、音量や再生アクションがダイヤルをひねって操作できる。ダイヤルを押すと、ノイズキャンセリングの設定や音声アシスタントの起動、低遅延モードへの切り替え、会議中にマイクをミュートにするなどの操作ができ、『Nothing X』アプリからスマートダイヤルをカスタマイズすれば、使い勝手がより一層高まるという。イヤホンのみで最長11時間連続音楽再生が可能なのも嬉しいポイント。デュアルドライバーによるハイファイサウンド、映画のように全方位からサウンドに包まれる感覚が味わえる360°の空間オーディオによって、極上のリスニング体験を提供する。カラーはオレンジ、ダークグレー、ライトグレー、ブルーの4色を展開し、価格は11,000円(税込)。7月8日より先行予約を開始し、7月12日より一般販売を開始する。
初代のスクエア型から円形へと変更されたスマートウォッチ CMF Watch Pro 2は、ベゼルが交換可能で、状況に合わせて自由にコーディネートできるのが大きな特徴。また、ストラップも4種類がラインアップし、トレーニング中は柔軟性に富むシリコン素材、普段はレザー素材といった具合に自身のライフスタイルと目的に応じて使い分けができる。自動輝度調整機能付きのAMOLEDディスプレイは画面サイズが1.32インチと程よいサイズで、動的でカスタマイズ可能なオプションを備えた1,100種類以上のシグネチャー・ウォッチフェイスが用意されているという。ボディは防水・防塵性能を有したアルミニウム合金製で、カラーはオレンジ、ダークグレー、アッシュグレー、ブルーの4色を展開し、価格は11,000円(税込)。こちらも7月8日より先行予約を開始し、7月12日より一般販売がスタート。
「CMF by Nothing」新製品のさらなる詳細については、公式サイトでチェックしよう。