「The Walt Disney Studios（ウォルト・ディズニー・スタジオ）」が、The Beatles（ザ・ビートルズ）のドキュメンタリー映画『レット・イット・ビー』のレストア版を動画配信サービス「Disney+（ディズニープラス）」にて5月8日（現地時間）より配信することを正式に発表した。

先日投稿されたティザー画像がSNS上で話題となっていた本作は、1970年に公開されたThe Beatlesのドキュメンタリー映画『レット・イット・ビー』の初となるレストア（修復）版で、噂通りピーター・ジャクソン（Peter Jackson）が編集を担当。ピーターは2021年に「Disney+」で配信されたドキュメンタリーシリーズ『ザ・ビートルズ：Get Back』を手掛けており、この際にオリジナル版を監督したマイケル・リンゼイ＝ホッグ（Michael Lindsay-Hogg）の撮影した膨大な映像を使用して3部構成の作品に仕上げている。彼は今回の『レット・イット・ビー』レストア版も同じ手法で復元したという。

ピーターは今回のプロジェクトを終えて、以下のようなコメントを発表。「マイケルの映画『レット・イット・ビー』が修復され、何十年もの間入手不可能だったものがようやく公開されることになり、本当に感激しています。私は幸運にもマイケルのアウトテイクを観ることができ、『ザ・ビートルズ：Get Back』の物語を完成させるためには、『レット・イット・ビー』が必要だと考えていました。3部作にわたってマイケルとThe Beatlesが画期的な新しいドキュメンタリーを撮影している様子をお見せしましたが、『レット・イット・ビー』はそのドキュメンタリーであり、彼らが1970年に発表した映画です。私は本作を50年の時を経てようやく完成した、ひとつの壮大な物語だと考えています」

See The Beatles in the 1970 film, Let it Be, fully restored for the first time, streaming May 8 only on #DisneyPlus. pic.twitter.com/tI6MGWCN6d

— Disney+ (@DisneyPlus) April 16, 2024