マリーン・セルが Pitti Uomo 106のゲストデザイナーに決定
2024年6月12日（現地時間）に新作メンズウェア・コレクションをフィレンツェで発表
イタリア・フィレンツェで年2回開催される世界最大のメンズプレタポルテ見本市として知られる「Pitti Uomo」こと正式名称「Pitti Immagine Uomo（ピッティ・イマージネ・ウォモ）」の次回ゲストデザイナーが、マリーン・セル（Marine Serre）に決定。彼女は第106回「Pitti Uomo」期間中の6月12日（現地時間）に、新作メンズウェア・コレクションを発表する。
フランス出身のマリーン・セルは、ベルギー国立ラカンブル美術大学在学中に発表したコレクション “Radical Call For Love”がファッション業界内外で話題となり、一躍その名が知れ渡ることに。2017年には自身の名を冠したブランド〈Marine Serre〉を設立し、同年には「LVMH」の主催するファッションコンテスト「LVMH Prize」でグランプリを受賞。彼女は自身のブランドの軸に“Regenerated（再生）”を掲げ、アップサイクル素材を用いたサステナブルなクリエーションを一貫して行っている。
「Pitti Uomo」のスペシャル・イベント・コーディネーターを務めるフランチェスカ・タッコーニ（Francesca Tacconi）は、彼女をゲストデザイナーに指名した理由について「Marine Serreのショーは一種独特な感覚を伝えています。数シーズン前から私たちが注目していた彼女のビジョンとその道程からは、プライドと規律が凝縮されていると感じます。マリーンは時代的な制約を乗り越え、時の試練に耐えうる服をデザインしているのです」と語る。また、マリーンも今回の起用について以下のようなコメントを発表した。「6月12日にフィレンツェで次のショーを発表できることをとても楽しみにしています。今シーズンのピッティ・ウオモのゲストデザイナーを務めることは、私にとってもチームにとっても名誉なことです。Marine Serreのエッセンスをフィレンツェに持ち込み、私たち流のクラフツマンシップをミックスさせ、期待されるものの境界を揺るがし、想像力によって変革を起こすことを楽しみにしています」
第106回「Pitti Uomo」は、2024年6月11日〜14日（現地時間）の会期で開催予定。詳細については、こちらでご確認を。
