Kiko Kostadinov がブランド初の旗艦店を東京・原宿にオープン
オープン前日の3月22日(金)夜には新宿で「PAN」総帥・Bill KouligasなどのDJを招聘したパーティも開催






ブルガリア人デザイナー キコ・コスタディノフ(Kiko Kostadinov)の手掛ける〈Kiko Kostadinov(キコ・コスタディノフ)〉が、東京・原宿にブランド初となるパーマネントストア『KIKO KOSTADINOV TOKYO(キコ・コスタディノフ 東京)』を3月23日(土)にオープンする。
2016年のデビュー以来、常に先進的なコレクションを発表し続けてきたコスタディノフが、そのクリエーションの延長線上で創造する初の実店舗『KIKO KOSTADINOV TOKYO』は、“東京”という都市自体に触発され、リテールデザインに対する新しいアプローチを試みた字実験的なショップに。本ストアは“ギャラリー”と“インスタレーション”という2つの異なるコンポーネントで構成。関祐介主宰の「YUSUKE SEKI STUDIO」によってデザインされた“ギャラリー”部分では、場所や空間の歴史などの文脈的要素を巧みに取り入れながら、シンプルさとミニマリズムを強調したリテールスペースを展開。関はこの空間に対して慎重に思考を重ねた結果、創造性と変容を育む場として機能する“白紙のキャンバス”と定義し、リテールスペースをどこかポエティックな舞台のような位置付けへと昇華した。このスペースでは〈Kiko Kostadinov〉のウェア、バッグ、アクセサリー、フットウェアはもちろん、コラボレーションプロジェクトや限定商品が並ぶ。
第二のコンポーネントとなる“インスタレーション”部分では、定期的にアーティストを招聘して没入型のインスタレーションを展開。オープン時には、アメリカ生まれのアーティスト ライアン・トレカーティン(Ryan Trecartin)が2部にわたって視覚的な物語を提示。第一段階は、制作途中の状態を想起させる“保留中”の場所として、長年のコラボレーターとともに作成したフォトリアリスティックなレンダリングプラン、素材のプレースホルダー、使用済みの足場、その他の建設資材などを組み合わせて、“下書き設定”ともいえるレンダーキュー中の店舗が出現。このスペースは日本の職人たちの協力を経て、2024年夏に第二段階へと進化していく。
また、オープン前日の3月22日(金)の夜には、行松陽介やLil Mofo、音楽レーベル「PAN(パン)」のオーナー兼アーティスト Bill KouligasなどのDJを招聘したパーティを新宿で開催する。入場料2,000円(2ドリンク)で誰でも入場可能なため、ぜひこの機会に〈Kiko Kostadinov〉の世界観を体験してみてはいかがだろうか。
KIKO KOSTADINOV TOKYO
オープン日時:3月23日(土)11:00
住所:東京都渋谷区神宮前2-32-3
営業時間:11:00-19:00