カニエ・ウェストが YEEZY 製品の販売再開を受けて adidas を痛烈に批判
「俺はこんな色使いのYEEZYsは作っていないし、お金ももらっていない」
〈adidas（アディダス）〉は〈YEEZY（イージー）〉製品の販売再開後の第1弾モデルとして、YEEZY BOOST 350 V2 “Steel Grey”の発売をアナウンス。日本では2月29日（木）にリリース予定の本モデルの発表を受けて、カニエ・ウェスト（Kanye West）改めYe（イェ）が自身の『Instagram』アカウントを通して〈adidas〉に対するコメントを公開した。
YeはYEEZY BOOST 350 V2 “Steel Grey”の写真と共に「Yeを愛している人であれば、誰もこんな偽物のYEEZYsは買わない。俺はこんな色使いのYEEZYsは作っていないし、お金ももらっていない」のメッセージを添えて投稿。続けて投稿された動画では、「adidasは承認されていないフェイクカラーを出しているだけでなく、俺を2億5,000万ドルで訴えている。また、俺の名前が入っているにも関わらず、支払いがない」と状況を詳しく説明し、〈adidas〉への怒りを露わにした。
.@kanyewest shares his thoughts on adidas Yeezys 🗣️ pic.twitter.com/ipva8IhE00
— KicksFinder (@KicksFinder) February 26, 2024
両者が以前合意した契約によれば、Yeは〈YEEZY〉製品の売上の15％を受け取る権利があると言われているにもかかわらず、ロイヤリティを受け取っていないようだ。なお、本稿執筆時点でYeの主張に対して〈adidas〉からの返答は無し。果たして双方が納得する形で問題の解決はあるのか……今後の動向を見守っていよう。
