河村康輔がディレクターを務める故ジェイミー・リードのプロジェクト ARCOVA JAPAN が始動
ジェイミー・リードの残した未発表の作品と、現代アーティストとのコラボ作品を発表
Sex Pistols(セックス・ピストルズ)のアートワークを手掛けた、イギリスのアーティスト 故ジェイミー・リード(Jamie Reid)のアーカイブ作品と、生前最後に希望した現代アーティストとのコラボレーション作品を発表し、彼の功績を未来へと繋げるプロジェクト「ARCOVA JAPAN(アルコバ・ジャパン)」が始動。ディレクターは河村康輔が務める。
2022年5月、イギリス・リバプールにあるジェイミー・リードの倉庫にて、数種類・数百枚におよぶ2015年制作のアーカイブ作品が見つかった。ジェイミー本人の意思により、世に出ることのなかったものだったが、同年11月、ジェイミーに心境の変化があり、それらの作品は、再び世に出ることに。しかし、ジェイミーのマネージャーであるジョン・マーチャント(John Marchant)は、ただ発表するだけでは面白くないと考え、日本のマネジメント会社と話し合い、このプリントを使って他のアーティストとコラボレーションをするというアイデアにたどり着いた。そして、ジェイミーもそのプランを快諾。これらの作品のディレクションを河村康輔に任せたいと連絡を取り、この計画はスタートしたという。プロジェクトの進行中に、ジェイミー・リードは他界してしまったが、生前の意思を引き継ぎ、河村康輔を中心に日本のチームは「ARCOVA JAPAN」を設立。発表される作品の売上の一部は、ジェイミーの希望で平和のための寄付金に充てられる。
第1弾として、ディレクターを務めるアーティスト 河村康輔とのコラボレーション作品が2月28日(水)に発表される。さらなる詳細は公式サイトからご確認を。