ARC’TERYX が初の完全自社製フットウェアコレクションをローンチ

カナダ・バンクーバー発のアウトドアブランド〈ARC’TERYX（アークテリクス）〉が、ブランド史上初となる完全自社製のフットウェアコレクションを2024年春夏シーズンにローンチする。

“ブランド史上初”とは意外に思う読者もいるかもしれないが、〈ARC’TERYX〉がこれまでリリースしてきたフットウェアは、全て専門の開発技術を持つ他社の協力を得て製作したものであった。同社は2021年6月に米ポートランドにオフィスを設け、〈ARC’TERYX〉らしいオリジナルフットウェアの開発をスタート。アスリートと一緒に着想を得た「より早く、そして遠くへ」というコンセプトのもと、さまざまな地形やシチュエーションに対応したシューズを彼らのフィードバックを基に開発を進めていた。その最初の成果が、2024年春夏シーズンにようやくお披露目となる。

今季デビューを果たすコレクションでは、スピードに特化したテクニカルなマウンテンランニングシューズ Sylan、本格的な登山用アルパインスニーカー Vertex、登山後のリカバリースリッポン Kraggの3型を展開。全モデルとも「Vibram（ヴィブラム）」ソールを搭載し、高所や険しい地形、濡れた路面にも問題なく対応する。カラーはどんなシチュエーションでも目を引く“ネオンイエロー”を採用。〈ARC’TERYX〉独自の機能性と高いデザイン性を兼ね備えた、スタイリッシュなトレイルシューズコレクションが誕生した。

〈ARC’TERYX〉のフットウェアコレクションは、海外では3月6日（現地時間）より販売開始。日本国内でのローンチ日については確認できていないため、オフィシャルのアナウンスを待っていよう。