イーロン・マスクが純資産4000億ドルに到達した初の人物に
世界1の資産家へと地位を固める

『Bloomberg』の報道によると、イーロン・マスク(Elon Musk)は、世界で初めて個人資産額が約4000億ドルに達した人物となった。同誌のビリオネア指数によれば、イーロン・マスクの資産は11月の米大統領選でドナルド・トランプ(Donald Trump)が勝利したことを機に、資産増加に拍車がかかり、個人資産額は約4470億ドル(約68兆円)に。この数字は、世界を代表する資産家 ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)とビル・ゲイツ(Bill Gates)の純資産を合わせた額よりも大きいとのこと。
『Bloomberg』は、イーロン・マスクのロケット会社である「スペースX」の評価額が約3億5000万ドルに急上昇し、それに伴い個人資産も拡大。また、彼がCEOを務める「Tesla(テスラ)」の株価も今年に入って約65%上昇し、11日終値は424.77ドルと、2021年以来の最高値更新となったことが主因として挙げられる。
イーロン・マスクはドナルド・トランプの選挙戦においても多額の献金を行い、トランプのホワイトハウス返り咲きに大きく貢献した。次期大統領との友好関係によって、彼が所有する企業群が政府に大きな影響力を持つと思われる。