sacai から米老舗ミリタリー・ワークウェアブランド SPIEWAK とのコラボレーションアイテムが到着
マーク・ゴンザレスを起用したビジュアルにも注目
阿部千登勢の手掛ける〈sacai(サカイ)〉の2024年秋冬メンズ/秋ウィメンズコレクションより、米ニューヨークの老舗ミリタリー・ワークウェアブランド〈SPIEWAK(スピワック)〉とのコラボアイテムが10月11日(金)よりデリバリーを開始する。
1904年にニューヨークで誕生した〈SPIEWAK〉は創業以来、耐久性と機能性を兼ね備えたユニフォームを米国軍や公共機関、輸送サービス向けに生産し続いているブランド。創業初期には、港湾労働者向けの衣料を提供していたことで知られている。第一次世界大戦を迎えると、米国軍向けのユニフォーム生産を担い、1919年には“Golden Fleece”ブランドとしてライフスタイルアイテムを展開。第二次世界大戦後も、軍だけでなく警察や公共機関向けにユニフォームを供給し、その品質と信頼性は業界内外で高い評価を獲得。1990年代に入ると、〈SPIEWAK〉の名は産業用ユニフォームの代名詞としてだけでなく、サブカルチャーのムーブメントの中でのライフスタイルシーンにも広く受け入れられることに。現在も創業者の家族がその伝統と誇りを胸に、産業用ユニフォームのビジネスを継続。そして2024年、〈SPIEWAK〉は「urban dress uniform」として、新たなフェーズへ突入する。
今回のコラボレーションでは、互いのアイコニックなミリタリーの要素を生かしつつ、〈SPIEWAK〉の型と生地、〈sacai〉のシグネチャーである“ハイブリッド”の要素を掛け合わせることでワークウェアの概念を変え、今季のコレクションのテーマでもある“ユニフォームの再解釈”を表現。生地には独特の光沢感と、高強度・耐久性・防水性を兼ね備えたタイタンクロスを採用。ベースにはコレクションのコラボレーターでもあるマーク・ゴンザレス(Mark Gonzales)が長年愛用するG8ジャケットをはじめ、コートやパンツ、ウィメンズではアウターのほか、ドレスやスカートがラインアップ。また、マークが描き下ろしたアートワークをワッペンに施したピースも展開される。異素材とのドッキング、プリーツやダブルジップのディテールなど、さまざまな手法で〈sacai〉ならではの美学を伝えるモダンなワードローブが揃う。
本コレクションのビジュアルには、マーク・ゴンザレスを筆頭に、ブランドや絵画、彫刻などさまざまな媒体のデザインプロダクションを行い、アーティストとして活動するカーティス・クリグ(Curtis Kulig)、主にドキュメンタリーや創作プロジェクトを手掛ける映画監督 キアラ・クレメンテ(Chiara Clemente)をモデルとして起用。フォトグラファーのジョシュア・ウッズ(Joshua Woods)が撮影したインティメートなイメージに注目してほしい。
〈sacai〉x〈SPIEWAK〉のコラボアイテムは、10月11日(金)より〈sacai〉の公式オンラインストアおよび直営店、その他〈sacai〉取扱店にて販売開始。なお、限定カラーであるブルーカーキのアイテムは、〈sacai〉公式オンラインストアと直営店のみの展開となる。
国内販売店舗一覧
sacai オンラインストア
sacai Aoyama
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銀座三越
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