新時代の到来を予感させる Rolls-Royce のラグジュアリーな EV スーパークーペ Spectre

超高級車メーカーとして名高い「Rolls-Royce」が初の本格EV車をリリース

オート 

一般的にラグジュアリーという言葉から連想されるのは、〈Louis Vuitton(ルイ・ヴィトン)〉や〈Rolex(ロレックス)〉、〈Hermès(エルメス)〉など、ハイファションを取り扱う、いわゆるコレクションブランドではないだろうか。しかし、これらのブランドと同じくクラフトマンシップ、不朽の名作、そして細部への妥協なきこだわりを、100年以上も前から実践している自動車メーカーが存在するという。その名は、誰もが一度は耳にしたことがあるであろう、あの「Rolls-Royce(ロールス・ロイス)」。“Rolls-Royce is bespoke, Bespoke is Rolls-Royce(ロールス・ロイスとはビスポーク、ビスポークとはロールス・ロイスである)”というキャッチフレーズが存在するほど、「Rolls-Royce」は工業化された昨今の自動車業界においてもビスポーク=オーダーメイドにこだわり続ける孤高のメーカーであり、常に高みを目指しラグジュアリーを追求する企業なのだ。

また、カルチャーシーンにおいても「Rolls-Royce」は常に存在感を発揮してきた自動車メーカーであり、世界規模のイベントから映画、音楽などの中に度々「Rolls-Royce」の車が登場する。例えば、2002年に公開された『スパイダーマン』や2008年『アイアンマン』、2017年『ワンダーウーマン』、2020年『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』など、さまざまな大ヒット映画で車が使用され、音楽ではカニエ・ウェスト(Kanye West)やミーク・ミル(Meek Mill)、ドレイク(Drake)、プレイボーイ・カルティ(Playboi Carti)などのラッパーがこぞってリリックに取り入れている。

そんな「Rolls-Royce」は、このたびブランド初の完全EVとなる超高級スーパークーペ Spectre(スペクター)を発表した。このアナウンスは自動車業界のみならず、世界中で大きな話題となり、まさに車の新時代到来を予感させるような革新的なニュースとして各所に轟いた。

スーパークーペ Spectreは「Rolls-Royce」らしいラグジュアリーなカーデザインが踏襲され、滑らかなボディライン、また象徴的なマスコット “Spirit of Ecstasy(スピリット・オブ・エクスタシー)”がフロントに配されている。昔からのファンはもちろん、最近「Rolls-Royce」を知った若い世代をも惹きつけるこだわりのディテールが散りばめられているのだ。

電動ドライブトレインや自動車本体のスペックに関しては後述のとおりで、1回の充電で約530km)を走行し、430Kwのパワートレインから生み出される900Nmのトルクが4.5秒で時速100km/hに到達する超高水準を実現。さらに、車体の全長は約5.5メートルで幅は約2メートル、車両重量約3トン、2ドア4シーターの仕様である。そしてこの Spectreを皮切りに「Rolls-Royce」は、2030年までに同社が販売するすべての製品のEV化を正式に決定した。

ラグジュアリーなデザインと最新の技術が詰め込まれたEVスーパークーペ Spectreは、買う人それぞれの趣向に合わせて、44,000色の中からエクステリアのカラーや、ヘッドレストや車内ライトなどのインテリアも自由に選ぶことができる。また、これまでヘッドライナーに採用されてきた、光ファイバーによる輝く星々をちりばめた“Starlight(スターライト)”仕上げが、スペクターでは初めてコーチ・ドアで選択可能となった。

地球の環境のことを考慮したライフスタイルが求められるこれからの時代に、EVは必要不可欠であろう。しかし、車本来の個性が失われるのはあまりにも寂しい。だからこそ「Rolls-Royce」が手掛けるSpectreは、ラグジュアリーで本質的な高級車でありながら、さらなる快適さを先進性を実現しているのだ。

本稿を読んで、スーパークーペ Spectreの詳細が気になった方は、まず上記のギャラリーからキャンペーンビジュアルをチェック。さらなる情報に関しては「Rolls-Royce」の公式ウェブサイトを訪れてみよう。

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Presented by Rolls-Royce
翻訳
Atsutaro Ito
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