PUMA SUEDE VTG MIJ ATMOS JESSE の仕掛け人 JESSE(RIZE / The BONEZ)が親友・佐藤隆太とスニーカー熱を語る
〈PUMA〉x『atmos』x JESSEのトリプルコラボレーションによる“PUMA SUEDE VTG MIJ ATMOS JESSE”が登場。初のスニーカー・デザインを手掛けたJESSEが、スニーカー愛溢れる佐藤隆太を指名。発売を記念したスペシャル対談が実現した





東京を代表するスニーカーショップ『atmos(アトモス)』から、昨年75周年のメモリアルイヤーを迎えたばかりである〈PUMA(プーマ)〉と、RIZE(ライズ)やThe BONEZ(ザ ボーンズ)のヴォーカリストとして活躍するJESSE(ジェシー)とのトリプルコラボシューズ PUMA SUEDE VTG MIJ ATMOS JESSE(プーマ スエード ヴィンテージ メイドインジャパン アトモス ジェシー)が1月25日(木)に『atmos』と『JSF』限定でリリースされる。
本アイテムは、厳選された素材と国内工場で生産されるPUMA SUEDEの最高峰 PUMA MIJをベースに、サイドには黒丸シンボルを刺繍し、さらにシュータンにはRIZEやThe BONEZが所属するレーベル「TENSAIBAKA RECORDS(テンサイバカ レコーズ)」のロゴをあしらっている。細部までこだわった“MADE IN JAPAN”を想起させるデザインが印象的なアイテムである。
この500足限定のエクスクルーシブアイテム発売を記念して、『Hypebeast』は本アイテムの仕掛け人であるJESSEと、無類のスニーカー好きとしても知られ、JESSE本人とプライベートでも交流のある俳優の佐藤隆太をお招き。2人の関係性や、PUMA SUEDE VTG MIJ ATMOS JESSEの魅力などを紐解くスペシャル対談企画を行なった。
Hypebeast:まずは、JESSEさんと佐藤さんの出会いから教えてください。
JESSE(以下、J):直接会えたのは『池袋ウエストゲートパーク』の「SOUPの回」っていうスペシャル放送の時だよね?
佐藤(以下、S):そうだね。RIZEが本人役で出演していて、僕はマサっていう役を演じていたんですよ。しかもドラマの中でマサはRIZEがすごい好きで、僕自身も彼らの曲を普通に聴いていたから、撮影現場で会った時にそのことをJESSE君に伝えたんだよね。
J:そうそう。しかも俺らが同世代ってその時に知って……どのくらい前だっけ?
S:もう20年以上も前になるのかな? でも、(RIZEに)直接会えたことがものすごく嬉しかったから、その時のことは今でも鮮明に覚えていますね。
J:やっば!嬉しいな(笑)
S:もしかしたらJESSE君は憶えていないかもしれないけど、RIZEのライブのシーンの撮影が終わった時に、ビリビリに破ったノートの紙を一枚くれたんだよ。
J:あ、懐かしい。
S:そこにはRIZEのメンバー全員の名前と電話番号、アドレスが書かれてて。あの紙、今でも大切に持ってます。
J:マジ⁉︎
S:マジ。恐らくそこに書かれてる全ての番号とアドレスがもう使われてないだろうけど(笑)。普通にファンとしてRIZEの音楽を聴いていた僕が、まさかドラマで彼らと共演できるなんて思っていなかったから、めちゃめちゃ嬉しかったし、テンション上がりましたね。
共演される以前からお互いのことは知っていたんですね。
J:もちろん。僕も隆太君のことは知っていたし、うちのドラム(金子ノブアキ)がもともと俳優をやっていたから、そういった繋がりもありましたね。
その後はプライベートでも関係性が続いたということですか?
J:頻繁に遊んだとか、飲みに行ったとかそういった感じではないんですけど、ただやっぱり最初に出会った時のバイブスが気持ちよくて印象に残っているし、(隆太君は)若いころからともに同じ時代を切磋琢磨した仲間って感じですね。それと、個人的には隆太君のスタイルにもかなりフィールしていて、彼は本当にスニーカーが好きなんだろうなと思っています。
なぜ佐藤さんが本当にスニーカーが好きだと感じたのでしょうか?
J:スニーカーを筆頭としたコレクション系のアイテムって、全部買えちゃう人と、買いたかったのに買えなかった人で分かれるじゃないですか。例えば、俺はヴィンテージTシャツが大好きで普段から集めているんですけど、もしも欲しいやつがすぐに簡単に手に入ってしまうような状況だったら、きっと俺はコレクションしていないと思うんですよ。
S:分かるわー。
J:それで隆太君が自分のSNSで、あのスニーカー欲しかったけど買えなかったみたいなポストをしていたのを見た時に、俺もその気持ち分かるわー、彼は本当のスニーカーヘッズなんだなって。
S:見られてる(笑)。確かにね。欲しいモデルが全部買えちゃうっていうのは何か違うっていうか…面白くないよね。
J:だから今回リリースするスニーカーのことも情報解禁前に隆太君には教えちゃったんですよ。もちろん、まだどこにも言わないでくださいって一言添えて(笑)
S:結構前だよね?
J:確か1年前くらいかな。本当にスニーカーが好きな隆太君にはどうしても報告がしたくて。
S:JESSE君にそう思われていたなんて、なんだか嬉しいですよね。それに『池袋ウエストゲートパーク』の頃から時間が経って、またこういった形でリンクできる機会を作ってくれたことも、すごく嬉しかったです。
JESSEさんから電話で今回のスニーカーの報告を受けた時に、佐藤さんはどういったものを想像しましたか?
S:きっと、めちゃくちゃこだわるんだろうなと思ってましたね。そこから最終的にどういったデザインになるか、スニーカー好きの1人として楽しみにしていようって感じでした。
それから実際に完成したPUMA SUEDE VTG MIJ ATMOS JESSEを見ていかがでしたか?
S:細かい部分までこだわっているけど、それを前面に出さないようにしているクールさ、そしてなによりPUMA SUEDEをベースモデルに選んでいるところが、まさにJESSE君らしいなって。
J:子供のころからPUMA SUEDEは持っていて、いつもライブで履いていたのもPUMA SUEDEだったんですよ。そして、昔からボロボロになるまで履き続けていたので、とにかく愛着のある1足ですね。だからこそ、今回のスニーカー(PUMA SUEDE VTG MIJ ATMOS JESSE)もあえてオリジナルのPUMA SUEDEみたいなデザインにしていて、ブラックカラーのこのイメージをあまり壊したくなかったんですよ。
S:なるほど。
J:だけど、よく見ればかかとの部分を白と黒で色を反転させたり、スニーカーの裏は俺のタギングでカラフルにしてみたりして、そういった部分で個性は出せたかなと。
S:そういった遊び心もあるのに、大人っぽさもあるから、ものすごくバランスがいいスニーカーだなと思います。
J:そう言ってもらえて嬉しいっすね。ありがとう!
JESSEさんにデザインについてもう少し詳しくお聞きしたいのですが、サイドに刺繍された黒丸シンボルには何か意味があるのでしょうか?
J:この黒丸は、近くの戸越八幡神社が掲げる紋章みたいなものからインスパイアされました。グループのE.D.O.(イーディオー)では、この黒丸をずっと背負って活動してきたから、今回はそれをデザインで落とし込みたいなって感じでした。
S:JESSE君は昔から地元愛が強いよね。
J:まあ、そうかもしれないな。
S:そういったJESSE君の人柄も出ているスニーカーな気がします。ちなみに今回のPUMA SUEDE VTG MIJ ATMOS JESSEがJESSE君にとって初のスニーカーデザインだった?
J:もちろん。
S:最初からこういったスニーカーを作ろうってイメージがあったのかな?
J:いやー、むしろ最初はかなり迷ったね。だから過去に〈PUMA〉がコラボしたものを全部ディグったし、ロゴはどうしようとか、ここだけ色を変えてみようとか、とにかく大変だったよ(笑)
S:やっぱりそうだよね。もしも自分がスニーカーをデザインしてくれって言われたら、もう迷いすぎて多分できないと思うわ(笑)。
J:でも、俺も最後の最後までこれが正解なのかは分かっていないよ(笑)
S:いや、めちゃくちゃイイでしょ!しかも限定500足販売を証明するナンバリングも入っているし。きっと悩みに悩みぬいて、色んなアイディアを削ぎ落としていった結果、このデザインにたどり着いたんだろうって。
PUMA SUEDE VTG MIJ ATMOS JESSEをどういった時に履いてみたいですか?
S:やっぱりライブに履いて行きたいですよね。コレを履いて、JESSE君のね。ライブに行けば、一瞬でスニーカーはボロボロになるし、スウェードの生地感もあいまって、その汚れが味になるじゃないですか。特にこのモデルはそういう旅をさせてあげたいと思っています。
ありがとうございます。最後に、JESSEさんからPUMA SUEDE VTG MIJ ATMOS JESSEを履くときのおすすめのスタイルなどを教えていただきたいです。
J:服装は基本シンプルでいいし、自分の中でなんかイケてるなって思えていたら、それでいいはずです。人にどう思われるかじゃなくて、自分がいいと思えるか、そんな感じで履いて欲しいっすね。
ありがとうございました!
PUMA SUEDE VTG MIJ ATMOS JESSE
発売日:1月25日(木)
発売価格:27,500円(税込)
取り扱い店舗:『atmos』の公式オンラインストアおよび店舗、『JSF』の公式オンラインストアおよび店舗
JESSE(RIZE / The BONEZ)
1980年8月11日 東京都出身。バンド RIZE/The BONEZのフロントマンとして活躍。全身のタトゥーは強いメッセージやその歴史がアートとして刻まれており、” JESSE”としての生き様を体現している。歌詞に込められたメッセージをストレート かつソウルフルに聴かせるとともに、全身で表現する熱量 溢れるパフォーマンスは一瞬にしてオーディエンスの心を引き込む。来たる4月6日(土)には、The BONEZ史上最大規模となるライブ『SUN TOWN』(@幕張メッセ イベントホール)を控えている。
Instagram @jesse_mcfaddin_original
X(Twitter) @Jesse_McFaddin
OFFICIAL SITE http://jesse.tokyo/
【Live Information】
The BONEZ 10th Anniversary Tour 47 AREAS Grand Finale“SUN TOWN”
日程:2024年4月6日(土)
会場:幕張メッセ イベントホール
The BONEZ 10周年公式サイト https://boner.thebonez.com/10th
佐藤隆太
1980年生まれ。東京都出身。テレビドラマ『池袋ウエストゲートパーク』や『木更津キャッツアイ』など話題作に次々と出演し、2008年には『ROOKIES』で連続ドラマの初主演を務めた。その後もテレビ・映画・舞台など幅広く活躍し、最近ではNHK大河ドラマ『どうする家康』、U-NEXTオリジナルドラマ『MALICE』に出演している。また、一人芝居『エブリ・ブリリアント・シング』では全国11都市で上演された。2024年4月には、主演を務める舞台『GOOD』@世田谷パブリックシアターでの公演を控えている。
Instagram @ryutasato
舞台『GOOD』公式サイト https://good2024.com