Off-White™ がパリ・ファッションウィークにカムバック
2月29日(現地時間)にメンズ・ウィメンズ合同のランウィショーを行うと発表
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〈Off-White™️(オフホワイト)〉が、来月末より開催予定のパリ・ファッションウィーク・ウィメンズにて“Black by Popular Demand”と題したメンズ・ウィメンズ合同のランウィショーを2月29日(現地時間)に行うと発表。
同ブランドは、2022年4月にイブラヒム・カマラ(Ibrahim Kamara)がクリエイティブ・ディレクターに就任後、2023年春夏/秋冬コレクションをパリ・ファッションシークにて発表し、2024年春夏シーズンはランウェイショーを行わずにいた。そのため、来月行われる予定のショーは、カマラにとって3度目の挑戦であり、復帰の場であるとされている。
〈Off-White™〉のCEOであるクリスティアーノ・ファニャーニ(Cristiano Fagnani)は、『Business of Fashion』のインタビューにて、2月に開催予定の同ブランドのランウィショーは“楽しく、遊び心のあるもの”になると語り、続けて“文化やスタイルとのつながりを大切にすることに加え、若さを第一にしている”と話した。
同ブランドの運営会社である「New Guards Group」は、2023年6月30日(現地時間)以前の3カ月間で40%以上の減収を報告。『Business of Fashion』によると、〈Off-White™️〉は同社にとって“重要な売上創出源”であり、今回の発表はそうしたことが関係していると考えられる。
2021年11月に創設者のヴァージル・アブロー(Virgil Abloh)が他界して以来、同ブランドは新たなアイデンティティを見つけ出すため苦闘してきた。来月フランス・パリで開催されるカマラの“Black by Popular Demand”は、〈Off-White™〉とは何か、そしてこの先どこへ向かおうとしているのかを世間に再認識させることになるだろう。