シューズデザイナー スタン・バーチが JAY-Z らのために製作したカスタム Clarks Wallabee をチェック
各シューズには持ち主によって異なるデザインを採用した三角形のハングタグが付属









フットウェアアーティスト兼デザイナーとして活動するスタン・バーチ(Stan Birch)が、JAY-Z(ジェイ・Z)や彼が親しくしている友人らのためにデザインした〈Clarks(クラークス)〉のカスタムWallabee(ワラビー)を、自身の『Instagram(インスタグラム)』にて公開した。
今回お披露目された本モデルは、ヒップホップの誕生50周年と、JAY-Zと友人たちの長期にわたる友情にインスピレーションを得て製作されたもの。スタン・バーチによると、ディテールに採用されているブラック/ホワイトのカラーリングは、彼らの長い友情と、OGらの雰囲気を表現するのにぴったりだったという。それぞれは、グレースエードのオーバーレイ、毛足の長い糸を備えたアッパーのライン、ホワイトのシューレース、ヒールにあしらわれた、JAY-Zが主宰する「Roc Nation(ロック ネイション)」の紙飛行機ロゴなどが、特徴的な1足に仕上げられている。
また、各シューズには、持ち主によって異なるデザインを採用した三角形のハングタグが付属。それぞれに6枚づつ、計30枚のタグがシューズと併せて発表された。デザインには、22カラットの金箔であしらわれた個人名や、グラミー賞のロゴ、「Def Jam Recordings(デフ・ジャム・レコーディングス)」のマーク、タイラン “Ty-Ty” スミス(Tyran “Ty Ty” Smith)のお気に入りのドリンクである“マイタイ”など、あらゆるモチーフが刻印されている。さらに、ハングタグのほかに、JAY-Zが友人らのためにそれぞれ用意した歌詞が刻まれた四角形のレザーや、彼らの思い出であるモノクロ写真をパッケージ。
本投稿のキャプションで、スタン・バーチは「他にも詳細はたくさんありますが、キャプションがすでに長すぎます……。本シューズのその他すべてのクレイジーなディテールは、私の脳内に残り、JAY-Zとその仲間らの独占的かつプライベートなものとします」と締めくくっている。
残念ながら、今回ご紹介したモデルは一般発売の予定はないため、そのディテールだけでも上記のフォトギャラリーよりチェックしよう。