Polaroid が新型インスタントカメラ I-2 をローンチ
「Polaroid」史上初となるインテグラルフィルム用の完全マニュアルカメラが登場





世界で初めてインスタントカメラを世に送り出したメーカー「Polaroid(ポラロイド)」が、新型インスタントカメラ I-2をローンチした。
待望の新作となるI-2は、ユーザーに完全な創造的自由を提供するためにマニュアルコントロールを内蔵した最も先進的なインスタントフィルムカメラ。「Polaroid」はこれまでインテグラルフィルム用の完全マニュアルカメラを発売したことはなく、これは同社にとって初めてのこと。オートとマニュアルを含む6つの異なる方法で使用できるほか、絞り優先、シャッター優先、セルフタイマー、多重露出モードが用意されており、ユーザーはカメラを好きなだけコントロールすることができるようだ。
マニュアルモードでは、ユーザーは絞り(f8からf64)やシャッタースピードの選択、フラッシュのオン/オフの切り替え、高精度なLiDAR測距システムを使用したフォーカスの選択も可能に。ユーザーが選択した値は、内蔵ライトメーターの露出値とともに、外部OLEDディスプレイに表示され、ファインダー内蔵ディスプレイからも確認できる。また、マニュアルフォーカスだけでなく、コンティニュアスオートフォーカスシステムも搭載。光学グレードのポリカーボネートとアクリルで作られた3枚構成のレンズが搭載されており、これは同社曰く「Polaroid史上最もシャープなレンズ」だという。I-2は「Polaroid」のラインアップの中でも最も汎用性が高く、現在販売している3種類のフィルム(i-Type、600、SX-70)すべてが使用できる。
新型インスタントカメラ I-2は、現在「Polaroid」の公式オンラインストアのほか一部の正規取扱店にて販売中。価格は599ドルとなる。スペックなどの詳細については、特設サイトでご確認を。