Los Angeles Apparel 従業員が無断で会社を設立していたことが判明
東京・原宿の『THREE00 by LOS ANGELES APPAREL』も無許可で運営
〈American Apparel(アメリカン アパレル)〉の創設者であり、〈YEEZY(イージー)〉の新CEOに就任したことでも話題を集めるダブ・チャーニー(Dov Charney)が2017年に始動させた米〈Los Angeles Apparel(ロサンゼルス アパレル)〉。シンプルかつベーシックなデザインで、世界中から人気を集める本ブランドだが、日本国内での卸売業を担当していた従業員が、無断で「株式会社Los Angeles Apparel Japan」を設立し、会社の商標を取得していたことが明らかとなった。
該当従業員は、無断で会社を設立しただけでなく、正規のルートではない方法で同ブランドの商品の仕入れ・販売を行なっていたことが判明。また、東京・原宿の『THREE00 by LOS ANGELES APPAREL』のストア並びにオンラインストアにおいても、無断で運営していたものだという。この騒動にいたるまで〈Los Angeles Apparel〉は、本社工場のある米ロサンゼルスから、「有限会社イレヴンナイン」に向けて商品を納品していたものの、長期に渡り多額の未払金が発生し、商品の出荷を一切停止。以上のことから、「有限会社イレヴンナイン」および「株式会社Los Angeles Apparel Japan」は係争中のため、両者は〈Los Angeles Apparel〉の製品を仕入れることができない状況となっている。
〈Los Angeles Apparel〉は「関係者様やファンの皆様にはご迷惑、ご心配をおかけしてしまい誠に申し訳ございません。我々Los Angeles Apparelは正しい方法で当社の製品を販売し、Made in USAのクオリティをできるだけ多くのお客様に安心してお届けできるよう、ブランドをさらに成長させていく所存でございますので、今後ともLos Angeles Apparelをどうぞよろしくお願い申し上げます」と述べている。〈Los Angeles Apparel〉の正規品は、こちらから購入可能だ。