Hender Scheme がプロダクトの“循環”を誘発する新プラットフォーム “circulation” をローンチ
“リペア”や“リセール”、“カスタム”、“ワークショップ”という4つのプログラムを通して消費者が製品を長く大切に使う環境を形成していく画期的な試み

柏崎亮の手掛ける〈Hender Scheme(エンダースキーマ)〉が、プロダクトの“循環”を誘発する新たなプラットフォーム “circulation(サーキュレーション)”を9月15日(金)よりローンチ。このプロジェクトは『スキマ』のオフィシャルオンラインショップ内で既にローンチしており、今冬にフィジカルストアの『circulation』をブランドの直営店『スキマ 恵比寿』の近隣にオープン予定だ。
“circulation”は、“repair(リペア)”、“resale(リセール)”、“custom(カスタム)”、“workshop(ワークショップ)”の4つのプログラムによって構成されるプラットフォームであり、シューズのリペアを主軸とし、〈Hender Scheme〉がこれまでに製作したプロダクト、そしてこれから製作するプロダクトを、より愛着をもって長い年月着用できる環境を形成していく画期的な試み。リペア自体はこれまでもブランドとして受け付けていたものの、この“circulation”のローンチによって、新しいプロダクトを購入する際や、すでに使用している手元のプロダクトに対して「直すことで長く大切に使う」というポジティブな選択肢を、利用しやすく身近なものとして提供していくという。
repair(=直すことで長く大切に使う)
circulationのフィジカルなプラットフォームと連携し、誰でも簡単にリペアをオーダーできるプログラムresale(=新しい使い手へ繋ぐ)
人が使い、その人なりの完成品になったプロダクトを、新しい人のもとへ繋ぐ二次流通プログラムcustom(=新たな解釈を手にする)
プロダクトの新たな解釈を手にするプログラムworkshop(=自らの手を動かしモノづくりを体験する)
自らの手を動かし、自分だけのプロダクトを完成させる体験型プログラム
“circulation”では上記の4つのプログラムを通して、ブランドコンセプトの一つである「人から人へモノは渡っていき、製品になって、それをまた人が使ってその人なりの完成品になっていく」という営みを発展させ、“完成品”のさらに先の循環を実現していく。なお、“resale”は今冬フィジカルストアのオープン時より開始、“workshop”は今年11月に第1回を開催予定。各プログラムの料金は以下をチェックし、さらなる詳細については、公式サイトでご確認を。
“repair” 情報(料金、税込)
トゥ:4,400円、ハーフラバー:5,500円、オールソール:24,200〜27,500円、etc…
オプション:ケア(靴磨き) 2,750円、鏡面磨き 4,400円、ハーフラバー 5,500円
所要時間:1週間〜2カ月
*リペア完了品の配送は、使用済みのリサイクルパッケージでお届け
“custom” 商品情報(料金、税込)
・“slouchy” 42,900円 カスタム:Vibram kamaboko sole
・“slouchy super buck” 46,200円 カスタム:Vibram kamaboko sole
・“oval” 40,700円 カスタム:Leather tassels
・“slack” 39,600円 カスタム:Vintage bandana scarf