宮崎駿監督が『君たちはどう生きるか』に続く新作を構想中
「今も毎日スタジオに姿を見せている」と「スタジオジブリ」役員が証言
自身の手掛けた10年ぶりの長編アニメ映画『君たちはどう生きるか』を完成させたばかりの宮崎駿監督が、早くも新作を構想中であると報じられた。
日本でも大ヒット中の『君たちはどう生きるか』は、9月7日(現地時間)より開催されている「トロント国際映画祭」のオープニングガラで国際プレミア上映された。この上映のために現地へ赴いた「スタジオジブリ」の執行役員(広報担当)の西岡純一は現地メディアの取材に応じ、作品を完成させるたびに“引退”を公言してきた宮崎監督が「今回は言っていない」とコメント。さらに、宮崎監督は新たな作品の制作に意欲を示しており、まだ具体的に動き出していないものの、今も毎日スタジオに姿を見せていると付け加えた。御年82歳を迎えた宮崎監督は、今なおその創作意欲は衰えていないようだ。彼が次回作に本格的に着手するのはいつ頃になるか不明だが、今度は10年待たずに公開されることを期待したい。