巨匠 フランク・ロイド・ライト設計による隣接した2つの邸宅が併せて約7億円で売り出し中
2軒の住宅が一緒に市場に出回るのは史上初
















20世紀を代表するアメリカ人建築家 フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright)が、1950年代に設計した2軒の隣接した邸宅がともに市場に出回っている。
現在売りに出されているのは、『サミュエル & ドロシー エップシュタイン ハウス(Samuel & Dorothy Eppstein House)』と『エリック & パット プラット ハウス(Eric & Pat Pratt House)』の2軒。どちらも、アメリカ・ミシガン州のエーカーズという歴史的な住宅街に位置しており、希望価格は合計で450万ドル(約6億7,000万円)となっている。代理店によれば、フランク・ロイド・ライトが設計した隣り合う2軒の住宅が一緒に市場に出回るのは史上初めてだという。
両宅とも、現代の生活にフィットするよう手が加えられているが、ところどころにオリジナルの要素が残されている。1951年に建てられた『エリック & パット プラット ハウス』は、マホガニー材を用いたカントリー調の外観と横長の間取りが特徴的で、斜面に位置し、広い窓を持つ1953年の『サミュエル & ドロシー エップシュタイン ハウス』とは一目で区別がつくデザインに。前者の居住スペースには、2つの共有エリアと3つの大きなベッドルーム、暖炉が備えられており、後者には2つのベッドルーム、2つのバスルーム、図書室、音楽室、そして共有エリアが設けられている。詳しくはこちらから。