Ferrari 2024年春夏コレクション
“Power of desire(欲望の力)”をテーマに、8つのアイテムと7つのカラーを異なるマテリアルで構成
















































ロッコ・イアンノーネ(Rocco Iannone)の手掛ける「Ferrari(フェラーリ)」が、ミラノ・ファッションウィークにて2024年春夏コレクションを発表した。
イタリアの誇る高級自動車メーカーが本格的にファッションシーンへと参入し、5シーズン目となった今回のコレクションでは、“Power of desire(欲望の力)”をテーマに、カラーやフォルム、マテリアルを深く考察し、シンプルさと純粋さを複雑化した新たな次元のスタイルを提案した。ミラノのヴェトラ広場に建つ『アルチオーネ劇場』を舞台に行われたショーでは、会場内に設置された円形のランウェイにモデルたちが登場。レーシングスーツをアレンジした白のセットアップを筆頭に、ベージュのツナギやコート、デニムジャケット/パンツやオーバーオール、エレガントなネイビー〜ブラックのピース、上質なシルク生地のドレス、「Ferrari」を象徴する赤を採用した光沢感のあるパテントレザーのアイテムなど、ファブリックに対する入念なリサーチと伝統的な職人技が結実した、イノベーティブなルックがお披露目された。また、ゴーグルやレーシンググローブなどのギアも見事にファッションアイテムへと昇華され、コーディネイトのアクセントとなっている。
イアンノーネは今回のコレクションについて、以下のようなコメントを発表した。「このコレクションは、欲望の力を表現しています。今回は8つのアイテムと7つのカラーに焦点を絞り、これらのバリエーションでコレクション全体を構成しています。カラーパレットは“白”から始まり、ヌーディな“ベージュ”、ジーンズの“青(インディゴ)”、そして力強い“赤”で終わるという進化を見ることができるでしょう。色やアイテムを絞ったことで、それぞれが持つメッセージやフォルム、品質に集中することができ、私にとってFerrariというブランドが何を意味するのかが明確になりました。それは“パワー”、“エロティシズム”、“官能性”です」
ブランド:Ferrari
シーズン:2024年春夏
日付:9月23日(現地時間)