X が新たに政府発行の身分証の提示を要するユーザー認証機能を導入?
現時点ではX Blue加入者のみが提示を求められているようだが……

さまざまな戦略で世間を騒がせている『X(エックス)』(旧:『Twitter(ツイッター)』)が、今度は本人確認機能の導入を進めていることが明らかとなった。
アプリ研究者であり、X Blue(旧:Twitter Blue)に加入しているニマ・オウジ(Nima Owji)によって発見されたこの新機能。ニマ氏が共有したスクリーンショットでは、“政府発行のID(身分証明書)を提示してアカウントを確認してください。これには通常約5分かかります”と記載されており、本人確認として、セルフィーと政府発行の身分証明書の写真を提示が求められている。
さらに、通知の最後には、“なりすまし防止を含む安全性とセキュリティ”を目的に、ユーザーのデータを最大30日間保存することを『X』へ許可する同意書へのチェックボックスが用意されている。現時点では、X Blue加入者のみの機能となっているが、「Meta(メタ)」社による『Instagram(インスタグラム)』や中国発の『TikTok(ティックトック)』に本人確認機能が備えられていることを踏まえると、いずれ全ての『X』ユーザーに導入される可能性はなきにしもあらずと言えるだろう。
#X keeps working on the ID verification. You should upload a photo of your ID and take a live selfie. https://t.co/3bdGgzlnZh pic.twitter.com/F4ssglakHR
— Nima Owji (@nima_owji) August 16, 2023