JAY-Z がトッテナム・ホットスパー FC の買収を計画中？
推定市場価値である28億ドル（約4000億円）も入札可能だとのこと
Beyoncé（ビヨンセ）とともに、2億ドル（約270億円）の豪邸を購入したことが話題となっていたJAY-Z（ジェイ・Z）。そんな彼が、今度は、イングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCを買収することに興味を示していると報じられた。
今年7月初旬、トッテナム・ホットスパーFCを所有している大富豪のジョー・ルイス（Joe Lewis）が、インサイダー取引のための情報を提供したとして起訴。彼には証券詐欺罪16件と共謀罪3件が問われていたが、無罪を主張し、その後ニューヨークの裁判所で保釈が認められた。しかし、今後いずれかの罪でジョー・ルイスが有罪になった場合、多額の罰金や実刑を下される可能性があり、トッテナム・ホットスパーFCの所有権を手放さなければならない可能性があるという。
『Football365』によると、JAY-Zは本件の行く末を見守りつつも、もしジョー・ルイスが所有権を失った場合、クラブの買収を検討しているそうだ。また、関係者は、イギリスの『Daily Express』に対し、「マンチェスター・ユナイテッドやリヴァプール、チェルシーのようなトップクラブには、アメリカ人が所有しているものもあり、トッテナム・ホットスパーFCのような世界的な知名度を持つクラブを役員レベルでコントロールできる機会にJAY-Zは飛びつくでしょう」と説明。続けて「ジョー・ルイスが完全に手を引くかは分かりませんが、そうでなくとも、JAY-Zは適正な価格であればすぐに動ける状態にしたいと言っています」と明らかにした。
現在、トッテナム・ホットスパーFCの推定市場価値は、28億ドル（約4000億円）。この金額についてJAY-Zは「投資家仲間の後ろ盾があれば、達成できる金額だと考えている」とも述べているとのこと。ジョー・ルイスの動向次第とはなるが、果たしてJAY-Zのトッテナム・ホットスパーFC買収は実現するのだろうか。引き続き、今後の動きを見守ろう。
