Netflix が年収1億2600万円の AI 人材を募集中
職務内容は明記されていない模様
全米映画テレビ製作者協会(AMPTP)との契約更改交渉で決裂し、米脚本家組合(WGA)と米俳優組合(SAG-AFTRA)がストライキを起こしている中、『Netflix(ネットフリックス)』が、AI関連の業務を担当する“プロダクションマネージャー/機械学習プラットフォーム(Product Manager Machine Learning Platform)”を募集したことが話題に。
本ポジションについて、求人情報には職務内容に関する説明がほとんど書かれておらず、代わりに「機械学習/人工知能は、優れたコンテンツの購入と作成、パーソナライゼーションにより会員に適切なタイトル選択の支援、支払い処理の最適化、その他の収益に焦点を当てた取り組みに至るまで、ビジネスのあらゆる分野におけるイノベーションを後押ししています」とのみ記載。応募資格は、“集中型の機械学習プラットフォームを使った経験” “Netflixのエンジニアと協力/指揮する能力” “文書でのコミュニケーション能力” “戦略的思考スキル”などを持つ者で、年俸は最高額で90万ドル(約1億2600万円)となっている。
なお、『Netflix』作品の『ブラック・ミラー』に出演した、役者のロブ・ディレイニー(Rob Delaney)をはじめ、脚本家のエリザベス・ベンジャ(Elizabeth Benjamin)らは、脚本家や役者に払う再放送料がないとしていながらも、今回の職種に90万ドルもの額を用意する『Netflix』の姿勢を批判している。