西田優大「入らないと思って、ベンチに帰ろうとした」
B.LEAGUE選手インタビュー第3弾。今シーズン、ブザービーターを決めた西田優大が語る


2月12日に行われた富山グラウジーズ戦、同点のまま迎えた残り約2秒で西田優大が放った超ロングシュート──。この劇的なブザービーターが、ファン、ブースターが選ぶベストタフショット賞 presented by G-SHOCKに輝いた。
劇的なブザービーターが印象的でした
富山(グラウジーズ)との試合でしたね。同点だし(76対76)、時間もなかったので(残り約2秒)、とりあえず投げないとな、と思ったことを覚えています。相手のシュートが落ちて僕にボールが渡ってきたんです。でも実は、これは入らないなと思って、ベンチに帰る気まんまんで、ベンチに向かって走ろうとしたら入ったので、びっくりでした。ブザービーターですね。チームメイトにもみくちゃにされて、どさくさに紛れてお頭やお腹を叩いてきた選手もいましたけど(笑)、うれしかったです。
“ワールドカップでは
なんとしてもメンバーに残りたい”
ベストタフショット賞 presented by G-SHOCKは、ファンやブースターからの投票で決まるので、普段はほかのチームを応援している方が投票してくれたかと思うと、それも光栄です。8月にはワールドカップですが、まだメンバーは確定していなくて、これから行われるトレーニングキャンプで代表選手が決まります。なんとしてもメンバーに残りたいですね。シュートの部分は今シーズン伸びたところだと思っているので、トム(・ホーバス)さんにアピールします。
西田優大(シーホース三河)
ベストタフショット賞 presented by G-SHOCK
1999年、徳島県生まれ。福岡大学付属大濠高校でインターハイ制覇、東海大学でも全日本大学選手権優勝を経験した。新潟アルビレックスBBからシーホース三河に移籍した2021-22シーズンは、新人賞を受賞、日本代表としての活躍も期待される。