RHUDE のルイージ・ビラセノールが会社の財源を着服してきたとして訴えられる
訴訟において、ブランドの20%の株式を所有するジョージ・ロバートソンが、賠償金とルイージの経営権の剥奪を求める

『Los Angeles Times』によれば、アメリカ・ロサンゼルスを拠点とする〈RHUDE(ルード)〉のデザイナー ルイージ・ビラセノール(Rhuigi Villaseñor)は、会社の資金を不当に着服したとして、ブランドの20%の株式を所有するジョージ・ロバートソン(George Robertson)によって訴えられているという。ロバートソンは、賠償金と〈RHUDE〉社におけるルイージ・ビラセノールの経営権の剥奪を求めている。
ロバートソンは、この訴訟において「プライベートジェット旅行、イタリアでの休暇、高級車、10万ドルの腕時計のコレクション」などの高額請求のために「RHUDE社の財源を盗んできた」と主張。また、ブランドが年間3,000万ドル以上の売上があるにも関わらず、ロバートソン氏への分配金はわずか年間41,000ドルであり、ルイージ・ビラセノールは日常的にVIP顧客にブランドのアイテムを横流しして、その利益を自分のものにすることで売り上げを隠してきたと述べている。
ロバートソンは2016年に50,000ドルの出資で20%の株式を取得したが、その3年後にルイージ側と仲違いしたと伝えられている。訴訟の中で、ロバートソンは自身のアイデアが元となって、複数のベストセラーアイテムが生まれたため、ルイージが「嫉妬心を募らせた」と主張。詳細はスニーカーとストリートウェアを専門とする法律事務所「Sneaker Legal」の投稿で確認できる。