iOS 17 では iPhone 8 と iPhone X が対象外に
一時『Twitter』でもトレンド入り
6月5日(現地時間)「Apple(アップル)」の「WWDC23」にて発表されたiOS 17。デベロッパ向けベータ版は既に提供され、パブリックベータ版が7月中に提供開始を予定しているiOS 17だが、対応機種はiPhone SE(第2世代)およびiPhone XR以降の機種となり、iPhone 8とiPhone Xはついに対象外に。
「Apple」のソフトウェアエンジニアリング担当バイスプレジデント クレイグ・フェデリギ(Craig Federighi)は、iOS 17について「私たちみんなが毎日頼りにしている機能を深く見直すことで、iPhoneをよりパーソナルで直感的なものにしました。電話、FaceTime、メッセージは、私たちのコミュニケーションの中心にあるものです。今回のリリースにはユーザーのみなさんにきっと気に入っていただけるアップデートが詰め込まれています。また、AirDropが新しい共有方法によって再構築され、自動修正が一段と向上したほか、ジャーナルとスタンバイによるまったく新しい体験が登場するなど、さらに多くのことが実現します。みなさんに試していただくのをとても楽しみにしています」とコメント。電話アプリは、写真やミー文字を選択したり、タイポグラフィーやフォントの色を選ぶことができ、自着信時の表示を一新。この連絡先ポスターは他社製の通話アプリでも利用可能に。ライブ留守番電話は、留守番電話を残す際にリアルタイムでメッセージが書き起こされ、発信者がメッセージを残している間に、電話に出るかどうかを決めることができるという。メッセージには、見た目が刷新され、写真の被写体を抜き出してLiveステッカーを作成する機能が追加され、さらにエフェクトを使ってステッカーをいきいきとしたものにすることも。また、AirDropにも新たな機能が追加。この“NameDrop”は、iPhone同士、またはiPhoneとApple Watchを近づけるだけで、連絡先情報を簡単に共有でき、iPhone同士が近くにある場合は、同じジェスチャーを使って、コンテンツ共有、SharePlayでの音楽鑑賞、映画鑑賞、ゲームなどが楽しめる。その他、スタンバイやジャーナルについては、公式サイトからご確認を。